ホログラム街の女 (ハヤカワ文庫 SF ウ 15-1)

  • 早川書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150112400
#SF

感想・レビュー・書評

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  • すいません、F・ポール・ウィルスンって初めて読みます。浅倉さんの訳なんでハズレはないだろうと決め込んで買ってしまいました。で、これが、ラストが甘い。大甘。全然ハードボイルドじゃないじゃん?やるなら最後まで「男のやせ我慢」しなさいよ。ところがこの甘さがあたしは気に入っちゃったんだなあ。BBが可愛くてかわいくて。あー、何がいいたいかというと結構好きですこれ。でもこの人のホラーのほうはどうなんだろう。こうやって本は地に、いや、我が家に満ちていくのである。

  • 稀代のストーリーテラー、Fポールウィルソンの近未来ハードボイルド、いや近未来ラヴストーリー。アメリカ東海岸のメガロポリスを舞台に、妻と幼い娘に逃げられた私立探偵のシグ・ドライアーに依頼してきたのはクローン娼婦のジーンハロー=C。恋人さがしの事件が解決しそうになるや第二部で新しい事件が起きる。そして感動のクライマックスへ。話は3部構成になっている。伝奇ホラーでビッグネームのウィルソンだがジャンルを縛られるのは嫌いだったらしい。その意味ではホラー感ゼロで見事なエンタメ小説になっている。叶わぬ恋にはすぐ泣けてしまう

  • フランスシ・ポール・ウィルスンがサイバー・パンクなノワールテイスト溢れるハードボイルドを書くとこうなる!という作品。面白かった!!

  • 古書購入

  • 連作短編集。3部作。
    クローン女性が探偵のところにやってきたことから始まる、ディストピア的未来のハードボイルド。
    なんだけど主人公がちょいヘタレなのでハード?な感じはする。

  • 最後はいい味をだしてホロリとさせる
    表紙   6点木嶋 俊
    展開   6点1989年著作
    文章   7点
    内容 616点
    合計 635点

  • 数年前、なんかSF読みたいなーって図書館ぶらぶらしててたまたま手にとった本で 大して期待してなかったのに「すげえ面白い!」ってなった これだから読書ってやつぁやめられねえ そしてウィルスンの作品読み漁ってドはまりした 「黒い風」とか面白かった
    この作品はけっこう異色作だと思う 他はホラー&オカルトで 怖い話が多いけど ウィルスンの描くキャラは人情味があって安心して読めた あんまり有名じゃないのかも知れないけど個人的に凄くつぼったから事あるごとに他人に勧めたい

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