竜と竪琴師 (ハヤカワ文庫 SF マ 1-28 パーンの竜騎士 10)
- 早川書房 (2007年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (697ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150116187
作品紹介・あらすじ
恐るべき糸胞の襲来がなくなってから数百巡年が過ぎ、惑星パーンの人々は、竪琴師の歌の警告の意味も忘れてしまい、竜と竜騎士への尊敬も失いかけていた。そんな時代、優秀な作曲師ペティロンと歌唱師メレランとのあいだに男の子が生まれた。ロビントンと名づけられた子供は、幼い頃から両親をも超える音楽の才能を発揮するが…竪琴師ノ長ロビントンの若き日々の成長、恋と冒険をあざやかに描く、人気シリーズ第10作。
感想・レビュー・書評
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マニア向けのシリーズ番外編
表紙 5点木嶋 俊 小尾 芙佐訳
展開 5点1998年著作
文章 7点
内容 615点
合計 632点詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「竜の挑戦」でシリーズ完結したと思ったら続編が出てた♪
近くでは売ってないけど(..)
敬愛するロビントンの人生らしい。
いつか読みたい。 -
第1巻である『竜の戦士』の冒頭にまで繋がる物語で、<パーンの竜騎士>前史といった趣。なので物語中盤以降から知った名前がチラホラと出てきて懐かしい。
しかしロビントン師、壮絶な人生を送っている。お互いに類稀なる才能を持つが故の父親との確執。悲しい恋の結末。そして親友の死。むしろ壮年になってからの彼の人生の方が平穏だったのではないだろうか。とすれば彼の穏やかな死は救われる。 -
ロビントン師の人生も悲しいね。
でも、バーンに与えた影響は計り知れない・・・
カモがねぇ・・・ -
The Masterharper of Pern by Anne McCaffrey:
竪琴師ロビントンの生い立ち。 -
パーンの竜騎士のシリーズ、久々の新刊。
作者は60年代からこのシリーズを書いているんですから、すごいもんです。老いた賢者という印象のある竪琴師ノ長ロビントンの生い立ちから描いた作品。長い間、宇宙からの糸胞に襲われる事がなく、竜や竪琴師の意味が失われつつある時代に生まれ、難解な曲を書く気むずかしい父親に愛されずに育ちます。良い母親や周りに守られながら才能を伸ばし、中年になって、幼いレサと出会うまで。このままシリーズの最初になだれ込んでも楽しいかも。 -
やっと新刊が出ました>パーンの竜騎士。
何年ぶりなんでしょ?よんだらまた更新しますね。 -
待ちに待った新刊。
時代が戻るのでイマイチかなぁと思っていたら、とんでもありませんでした。
この話だけでも十分。でも、シリーズ全部読んでからだからこそ面白さ倍増と感じる部分も多く、とても楽しめました。
マキャフリィのパターンといえばそれまでというストーリー展開でしたが、親愛なるロビントンのお話なんで許してしまいますっ(あえてネタバレ感想は避けました) -
ロビントン師!!!
ちいちゃなロビントンが可愛い!
まさかあのじいさんにこんな時代が!!!
そんなお話でした。
フ−ラルやレサなどもちびっとだけ出てきます。
これまでの外伝的内容の話ではかけ離れた過去の話が多かったので少し前のパーンというのがすごく面白かったです。