幸福都市 (ハヤカワ文庫SF ロ 1-387 宇宙英雄ローダン・シリーズ 387)

  • 早川書房
3.13
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150117801

作品紹介・あらすじ

"ソル"はケロスカーの計算者ドブラクの力を借りて、ふたたび地球を探す旅に出た。その途中で、未知の宇宙船の大編隊に包囲される。細長く優美な外観を持つ異船をあやつっていたのは、未知銀河の惑星クマントに住む種族、トバールグだった。かれらの意図もわからないまま、ローダンたちはクマントへの着陸を余儀なくされてしまう。タッチャー・ア・ハイヌはダライモク・ロルヴィクとともに、惑星の偵察に向かったが…。

感想・レビュー・書評

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  • この『グリコ』のような表紙の絵がなんともいえない(笑)。

    前半『混沌を呼ぶ者』
    タッチャー・ア・ハイヌとダライモク・ロルヴィクのコンビ登場!(コンビじゃない・笑)いつもどおりの毒舌と大騒動…ではあるのだが、ハイヌの意外な過去が明らかにされたり、意外にかっこよかったりと楽しませてくれる。
    エモシオ放射を浴びて「作業欲」が向上し、働きたくてしょうがなくなるなどというのはバブル景気のときならいらないな、などと思ったり。

    しかしこのタイトル、別の世界ではなかなかに危険なワードなんですが大丈夫ですか(笑)。

    後半『幸福都市』
    誰もが幸福な気持ちになり、男女が愛を交わす都市にうっかり紛れ込んでしまったソラナー(宇宙艦『ソル』で生まれた世代)二人の話が中心になる。ふわふわと夢のような世界の話かと思いきや、ディストピア的な話であり最終的には哀しく感じる。『グリコ』のような表紙も読んでから見直すとちょっと怖い。
    それはともかく、ローダンが朝食をしっかり取るタイプの人だという描写に興味がある。

  • ローダンシリーズ387
    展開がよくわからなくなってきた
    表紙   5点工藤 稜   赤坂 桃子訳
    展開   5点1976年著作
    文章   5点
    内容 500点
    合計 515点

  • 表紙のイラストが幸福都市というよりも火災都市に見える。それはそれとして、地球への手がかりが見えてきたけど具象の手がかりが地球より気になります。ダライモク・ロルヴィクよりも実は危険人物はタッチャー・ア・ハイヌだったんだなぁ…んでも、機械的な幸福って…

  • 行方不明になった地球を探している時に、新たなトバーグルという種族に包囲され、惑星クマントに降ろされた。この種族との出会いで、新たな展開に進むのか。上位知性体の存在が明かされ、謎はより深まっていく。

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