バルディオク (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-425 宇宙英雄ローダン・シリーズ 425)
- 早川書房 (2012年5月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150118501
作品紹介・あらすじ
地球では、重力渦流と呼ばれる、奇怪な地震か嵐のような現象が多発していた。その原因は、地球がめぐっている恒星メダイロンがブラックホール化しつつあるせいと思われた。このままでは、地球がいずれ大災厄にみまわれてしまうことはまちがいない。しかも、この怪現象には"それ"が関係しているらしい。そこで、アダムスはエデン2を訪れ、"それ"の意図をコンセプトのケルシュル・ヴァンネから、聞きだそうとするが!?-。
感想・レビュー・書評
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ローダンシリーズ425
今までの展開の謎が今回一気に解明された!やっとか・・
表紙 5点工藤 稜 五十嵐 洋訳
展開 5点1977年著作
文章 5点
内容 500点
合計 515点詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前半地球は重力渦流に巻き込まれ、メダイロンがブラックホールへ
同じ頃、太陽系の地球の位置に有った矮星コボルトも崩壊を早め、ブラックホールに。とうとう地球と月がメダイロンのブラックホールを通って、太陽系の元の位置に戻った! もう「それ」の素晴らしい計画にもう脱帽!読んでいても結構圧巻の帰還! これだけで星5つ。
後半はローダン登場、バルティオクの過去がはっきり語られる。
大群がなぜ作られたか、播種船がなぜ行われたか、殲滅スーツがどうして大群の中にサイノスが持っていたか、カルティスとはカルデュルスととは。そこが語られる。 またスープラヘトが銀河にやってくる、オールドタイマーの謎も少しずつ明らかに。うーん今まで読んで来たところの謎が少しずつ明らかに! う〜〜〜ん!早く次が読みたい!
ローダン読者にとってとっても興味深い話です!