彷徨える艦隊9 戦艦ガーディアン (ハヤカワ文庫 SF キ 6-13)
- 早川書房 (2014年1月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (606ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150119393
作品紹介・あらすじ
異星人艦隊をともなってアライアンス星域へと帰還したギアリー元帥を待っていたのは!?
感想・レビュー・書評
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展開ができすぎだが面白くなってきたので許そう
表紙 7点寺田 克也 月岡 小穂訳
展開 5点2013年著作
文章 7点
内容 606点
合計 625点詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ようやくアライアンスへ帰還すれば当然のように政治抗争が待ち受けている。
そしてドーントレスは単艦で新たな任務へ。
一見それは栄誉ある儀礼的な任務であるように思えるのだが……という本巻ラスト部分へと続いていく。
先祖崇拝をしている彼らにとって、太陽系(地球)というのは特別な存在なんだな、というのがよくわかる。
今までの敵とはひと味もふた味も違う一方、異星人のように意思の疎通が難しいわけではないしメンタリティもほぼ同一なので、それはそれで面白い展開になるのかなと期待。
その中でダンサー族がなにゆえ地球の、特定の地域へ行きたがったのかという理由がわかるところは、ちょっと涙ぐむシーン。 -
シンディックの妨害を排除して拿捕したスーパー戦艦と友好的なスパイダーウルフ族の艦とともにアライアンス宙域に無事帰還。
そしてカンザスに行かねばならないというスパイダーウルフ族とともにドーントレス単艦で地球へ。
一応終わりのような、続くのような微妙な終わり方 -
外伝で寄り道をしたけれど、戻ってきました。そして艦隊も。異星人のばかでかい戦艦(それも何やら恐ろしげな仕掛けがありそう)を引っ張っての旅路はろくなもんじゃないし、くわえて、なにやら軽やかな飛び方をする別の異星人の船もいっしょで、もちろん戦闘も。そして帰ってみれば例によって政治闘争みたいなことも待ってるし。元帥の苦労は終わりません。相変わらずちらちらと女性に苦労している気配もあるし。
そしてそして、あらたな旅の先は…。
んー、やっぱりあのゲームがちらちらしてしまうなあ。
ちなみに夏には外伝2が出るんだとか。たたみかけますねえ。