迷羊さんの感想
2011年10月26日
人魚の世界には三つの掟がある。 人に姿を見られてしまい、仲間の人魚たちによって行われた古の魔法(オールドマジック)で人間にされてしまった可哀想な人魚のお話。 人魚は空想上の生き物だが、実際に生きているみたいにリアルに描かれている。舌がない口の中の暗黒とか、洋服の繊維に対する肌の敏感さとか、二本の足への違和感とか、妙にリアルだ。 地上では口がきけない人魚の娘と、聴力障害があり話すのが苦手な人間の女の子。二人の友情が素晴らしい。
rubyconさんの感想
2009年11月2日
http://shinshu.fm/MHz/67.61/archives/0000314185.html
アメリカの作家。コルデコット賞を受賞した『月夜のみみずく』(偕成社)をはじめとする380冊以上の作品を出版。日本でも、ほかに、『きょうりゅうたちのおやすみなさい』などの「きょうりゅうたち」シリーズ(小峰書店)や、『みずうみにきえた村』(ほるぷ出版)など、多数が紹介されている。 「2022年 『あらしと わたし』 で使われていた紹介文から引用しています。」