- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150301224
感想・レビュー・書評
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王道ファンタジー。
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最初にグインサーガに出会ったのが、1980年、中学生でした。
ハワードの、コナンの世界が好きだったので、日本のヒロイックファンタジーで注目されていた「グインサーガ」(名前がいいですよね)、文庫本の表紙に惹かれジャケ買い(その当時、そんな言葉はない!)。実は惹かれたのは2巻の「荒野の戦士」なんですけど・・・。
そこから、約30年、この長い物語を読み続けてきました。「月刊グインサーガ」のときはうれしかったですね。新しいグインが毎月読めたので。
未完なのは残念ですが、タイムリーにグインサーガに出会えて感謝してます。
他の作者さんで、書き続いているようですが、やっぱり栗本薫ではないグインは・・・。
星マイナス1は、未完だから。
予告通り100巻で終わっておけばなぁ。と思ってしまいます。
(「ランドック」ってなんだったの。「アウラ」って何だったんだぁ!!) -
ラゴンとは、ノスフェラスの矮人族・セムとは真逆の巨人族の名。
グインは巨人族の王へ援軍を求めて狗頭山へ走り、そして虜囚の身へ。
一方、モンゴール軍の老武人・マルス伯爵の視点で展開されるセムの姦計が小癪で手に汗を握ってしまう…。 -
辺境編第4巻「ラゴンの虜囚」では、引き続きセム族とモンゴールとのノスフェラスの戦いが繰り広げられます。セム族も善戦しますが、状況を打破するには至らず、グインはもう一つのノスフェラスの主、ラゴン族に応援を求める旅に出ます。でも、ラゴン族の住んでいるところさえもわからりません。しかし、狼王の導きによりたどりつきます。
もう一つの大きな柱はモンゴールのマルス伯です。このモンゴールの老候にして精神的支柱は、グインの謀略により、凄まじい最期を迎えます。
テレビとは違って、グインの心の葛藤や、セム族内部の一筋ならぬ関係とか、細かい描写が光りますね。 -
屈指の名シーンがあります。この後のイシュトヴァーンの運命に大きく関わるエピソードです。この頃の栗本女史は神。
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グインがセムを助けてモンゴールを撃退するため、巨人族の元へ向かう。途中で現れた狼王が可愛いし格好いい!グインが何者なのかも気になる。3人の女って誰だ?!
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イシュトヴァーン、ホントに人たらし。ホントに切ない。