- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150301545
感想・レビュー・書評
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ナリスの計略。
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ナリス様の陰険で素敵な策略が冴え渡り始まる巻です。よく婚礼の光景だけでこれだけ引っ張れるなと感心した覚えがあります。
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ついにアルド・ナリスとアムネリスの婚礼の朝を迎えます。サリアの前で応援の愛を誓うかと見えたその時、想像もつかない恐ろしい事件が起こります。
悲しみにくれるアムネリス。弟ミハイルの訃報を聞いても流す涙さえもうありません。ところが死んだはずの人が実は…。そんなことは知るよしもないアムネリスは泣く泣くトーラスへむかいます。
何という卑劣、何という企み、目的のためにはどこまでも手段を選ばないナリス。
きっと刀を入れ替えたのも、アストリアスを逃したのもナリスに違いないと思うんですがなぁ。
前夜
サリアの日
死の婚礼
喪服の花嫁
著者:栗本薫(1953-2009、葛飾区、作家) -
ナリス、オマエってやつは……!
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アムネリスへの恋から、モンゴールの部隊を抜け出したアストリアスは、アルド・ナリスの配下のヴァレリウスに操られ、アルド・ナリスとアムネリスの婚礼の儀式に襲撃をかけることになります。そこには、ナリスを亡き者にしようとするモンゴール大公の企てを防ぎ、アムネリスの前から姿をくらまそうとするナリスの深謀遠慮がありました。
アストリアスは婚礼の最中に毒を塗った剣を振りかざしてナリスに襲いかかり、殺害します。しかし、彼が殺したのはナリスの替え玉でした。こうして、死んだことになったナリスはまんまとクリスタル公国を抜け出て、新たな戦いに向けての準備を開始します。
第2部「陰謀編」の最終巻です。ナリスのその後の動きも楽しみです。 -
2013/04/22
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まさかの第四勢力登場。