ダーティペアの大脱走 (ハヤカワ文庫 JA タ 1-4 ダーティペア・シリーズ 4)
- 早川書房 (1995年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (481ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150305192
感想・レビュー・書評
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そこそこおもしろいと思うが、活躍しているのはムギばかりという気がますますする。「SFマガジン」の1991年3月号から5月号まで、7月号から12月号まで、1992年2月号から12月号までに連載されて、1993年に単行本として出版されたと書いてあるので、雑誌掲載時には間違いなく読んでいる。単行本も買ったと思うが、記憶が定かでない。連載最終回、「さようなら。/いつか、また会う日まで。/さようなら。」という最後の3行を読んで、そうかこれが最後の作品かとしみじみした気持ちになったのを覚えているが、本当にまた会う日が来るとは思わなかった。安彦良和が巻末の解説に「最近本作は新シリーズになった。」と書いているのは、「ダーティペアFLASH」のこと。それに続けて、「僕はたぶんこの文庫版とのおつきあいを最後に輝かしい大傑作の絵師という重任から解放されるだろう。」と予想しているが、これは外れた。お気の毒…なのだろうか。
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自分的には久し振りにダーティペアシリーズを読んだ。
ケイの軽快な語り口で、ポンポン読み進んでしまった。
ペットのムギが大活躍で、ムギがいなかったらどうなることやら? というか、ムギがいるからダーティペアやってられんじゃないの?と思わず突っ込んでしまいそうになる。
しかし、蝶よ花よと育てられた(と勝手に想像)いいとこのお嬢様な女子高生があんな姿になって死んでしまうのは、親の気持ちを考えるとなんともむごい。
最後は続きが気になる終わり方。 ダーティペアとクラッシャージョーのシリーズでまだ読んでない話を読むことにしよう。 -
ダーティペアは、アニメ版より原作の方がいいですね。
シリアスです。