機龍警察(ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
3.74
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本棚登録 : 1280
感想 : 194
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  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150309930

感想・レビュー・書評

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  • 近未来警察小説の名にふさわしく、SFだけではなく、警察小説だけではない、新しいテイストの小説です。
    警察内部の問題や、警察官としての在り方が描かれています。
    人間描写も優れており、主人公の過去と現在が入り乱れ、物語が進行していきます。
    楽しめました。

  • 近未来の東京。沖津特捜部長率いるSIPDが龍機兵(ドラグーン)でテロリストと戦う。作者はアニメの脚本を執筆していたとのことで、冒頭から迫力ある描写。映像化してほしいな。娯楽超大作だ❗

  • エヴァ+パトレイバー。ストーリー展開自体は近未来でロボットが出なくても成立しそうだったため、それらのSF設定にあまり必然性が感じられなかったのが残念。

  • 土漠の花が面白かったので、このシリーズに手を出す。面白い。好きなタイプ。

  • この段階は単なる幕開け。いろんなしかけや伏線のための導入部に過ぎないので、評価もこんなもの。

  • 2014/12/29 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2015/4/14〜4/17

    2015年度版このミスで知った作家。
    これまであまり読んで来なかった分野の作品(メカ系のSF)であるが、いやいや面白い。読み始めはちょっと設定に無理があるような気もしたが、すぐに作品世界に引きずり込まれてしまい気にならなかった。登場人物のキャラも立っており、続編も非常に楽しみである。
    流石このミスで上位に入るだけあるなぁ。

  •  社会情勢の悪化、社会の変化に対し変化できない警察組織、それを打開するために出てくる警視庁特捜部。特捜部の活躍を描くのがこの小説。
     SFの世界に現在の警察がそのまま行ったらこうなるだろうなと読んでいて思えた。人が作りあげた組織というものが恐ろしく思えた。

  • 警察モノでロボットモノで、続きが楽しみ♪

  • 話の構成や演出がアニメみたいだった。
    自分には少し合わなかったかな。
    どのキャラもキャラ立ちはしてるんだけれど、なんというかアニメのキャラのようで、あまり生々しさを感じられなかった。
    前評判が高かったので、期待しすぎたのもあるかも。

  • 微妙(笑)
    読みやすい文章ですが、脚本の様で冷めていて、
    いまいちどの人物にも共感とか感情移入とか出来ない。
    なんだかよくわからないけれど「凄いんだぜ!」「強いんだぜ!」アピールが殆どで、実際の戦闘シーンだの駆け引きだのも、先述の通り冷めた描写なのであんまりドキドキしたりハラハラしたりも無く。
    シリーズものの第一巻と云う事なので、これから描かれていくのかな。
    設定は面白いです。お堅いSFサイバーパンクっぽくて
    非常に好物です。

    …「ミスター味っ子」「少女革命ウテナ」は大好きでしたよ!ええ!!

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著者プロフィール

1963年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒。2010年『機龍警察』で小説家デビュー。12年『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞、13年『機龍警察 暗黒市場』で第34回吉川英治文学新人賞、15年『コルトM1851残月』で第17回大藪春彦賞、『土漠の花』で第68回日本推理作家協会賞、19年『欺す衆生』で第10回山田風太郎賞を受賞。近著に『暗鬼夜行』『奈落で踊れ』『白日』『非弁護人』『機龍警察 白骨街道』などがある。

「2021年 『ビタートラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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