星系出雲の兵站3 (ハヤカワ文庫 JA ハ 5-5)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 142
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150313586

作品紹介・あらすじ

ガイナスからの天涯奪還作戦失敗の責を負い、閑職に移った火伏。艦隊の人事再編が進む出雲では、新兵器の開発が密かに進んでいた。

感想・レビュー・書評

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  • #日本SFSF読者クラブ 続きが気になって、第3巻まで読んでしまった。この巻でも女性が活躍。その筆頭がクーリア迫水と朽綱八重の二人。こういう人物だったとは予想外。で、次巻が気になる終わり方。

  • 表紙は原子熱線砲か。

    兵站監が一時交代、登場した吉住さんがかっこよすぎる。“凡人のプロフェッショナル”“給料分の仕事をしたまでです”等いちいちしぶい。

    そして今のところ人類最強は八重さん説。

  • 新兵器の原子熱線砲登場

  • 2巻の読了からかなり時間が空いてしまったので、この世界感を取り戻すのにちょっと時間を要した。
    前巻が戦闘シーン多めだったので、今回は政治よりの話しでなかなか進まなかった。

  • 賢い女性がおおいのはいいが、人間の能力の分散度が低い気がする。兵站監の思想はいいとして、そこの相克は2巻だけで終わりにするの?

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    2巻の衝撃的な結末から一転し、3巻は少し冷静になった人類がガイナスの情報収集を行う巻となっている。
    威力偵察で判明したことはガイナスという異星人が人類とは異なる生物?であるということを浮き彫りにしたと言って良い。そしてエピローグで起きたことが一体何を意味しているのかが気になるところだ。
    それと前巻で大敗の責を追った火伏少将の代わりに兵站監に着任した吉住二三四大佐が本当の意味で兵站のプロフェッショナルだったということが印象に残っている。この人のトラブルが発生しないように未然に防ぐ能力はとても重要なことだが目立たないということはしょうがないのかもしれないな。

  • 準惑星天涯の要塞攻略失敗により、火伏兵站監が責任を取らされて辞任する。後釜には吉住という平凡だが確実に仕事をする男が就いた。吉住を兵站監として、天涯の偵察に向かう降下猟兵部隊。命がけの作戦の中、ガイナスについてだんだん分かってくる。平行して安久家と南雲家、迫水家で企業間の戦いも表に出てくる。前半は政治と経済の黒い湿った戦いが繰り広げられ、胃をキリキリしながら楽しめる。後半はガイナスとの戦闘シーン。吉住兵站監が冴える。続きが気になって仕方がない。

  • 準惑星天涯でのガイナス戦大敗後、閑職に退いた火伏少将に代わり、吉住大佐が兵站監に着任する。 
    彼は自分の分を知る「凡人のプロフェッショナル」 玄人好みの設定である。 
    今回は、天涯への威力偵察からガイナスの目的と行動の一部が明らかになる。 
    出雲と壱岐の企業体の駆け引き。 新兵器登場。 今回は急展開の巻でした。 
    さて、次巻からは「ガイナスとの意志疎通」が始まるのか? 気になるところ。 

  • 前巻から相変わらず、八重さんのターンが続いて(^^;
    一番インチキなキャラだよなw

    火伏から兵站監を引き継いだはずの吉住さん、人間ができすぎてるやろw

    一番不幸な役回りなのは、大量殺戮の汚名+軍の広報看板にさせられるシャロン紫壇だな。

    そして、人類がようやくガイナスの秘密の一端(ガイナス兵量産の秘密)に触れることが出来たが、謎はますます深まり…いまだ戦闘以外のコンタクトは出来なかったところ、最後に…

  • まだ続きを読む気がある

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著者プロフィール

林 譲治(はやし・じょうじ)
1962年、北海道生まれ。ナイキミサイル基地訴訟で揺れ、千歳基地が隣接するという環境で育ったため、
幼い頃より軍事や防衛問題に関心を抱く。戦略シミュレーションの原案などで活躍後、作家デビュー。
確かな歴史観に裏打ちされた作品で人気を集める。
著書は『戦艦大和航空隊』『異邦戦艦、鋼鉄の凱歌』『新生八八機動部隊』(以上小社刊)、
『帝国電撃航空隊』『超武装戦闘機隊』(電波社)、『星系出雲の兵站』(早川書房)など多数。

「2020年 『技術要塞戦艦大和 (3) 珊瑚海海戦!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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