- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150315580
作品紹介・あらすじ
巨大隕石が降ってきて地球の全生命が滅ぶ、ヤバイ現実を変えるには……!? ワイドスクリーン・バロックの傑作が大幅改稿で復活!
感想・レビュー・書評
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SFスラップスティックコメディですね。以前ラノベとして発表された作品の新版とのことで、主人公が男から女に変更となっているらしいです。百合要素があったり、主人公の船がアイロニックなキャラだったり、偉い人がロリ体系になってたりとお約束満載ですが、お話のテンポもいいし、ちゃんとSFだし、なかなか面白いです。
こういうSF要素を満載したうえでスラップスティックに仕上げるのって、日本のお家芸な気がしますね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
元はラノベだったそうで読みやすく、しかしちゃんとSFをしていて面白い。
話もテンポよくどんどん展開していくで読んでいて飽きない。
あとがきにも書いてあるが、続きが出ればぜひ読みたい。 -
個性的なキャラクターたちによって展開されるドタバタ宇宙コメディ。ラノベのような軽妙なノリで展開されるストーリーには若干の味気なさも感じられますが、随所に散りばめられたSFネタが非常に面白く、一気に読了していました。キャラクターも魅力的ですし、ボリュームも少ないので、SF作品にハードルを感じている方への入門書としてとてもおすすめの一冊かもしれませんね。
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巨大隕石直撃人類滅亡から始まるスラップスティックSF活劇。
世界線は混淆し星間諜報員は女子高生となり異星人の艦隊が襲い来る。ドタバタの合間に挟まれるSF的解釈ウンチク。
ガチガチ骨太で柔軟筋肉にして頭脳明晰なSFの懐の広さを知る怪作。面白い! -
スラップスティック系のSF。あとがきで2013年作品の再販と知るが、全然古さは感じられなかった(再版のために一部設定を変えているところが、うまくはまっている感じ)。この手のSFを読むたびに、銀河ヒッチハイクガイドを思い出すが、この作品でも参考にしているようで、中学校以来になるが、また呼んでもいいかもと思ったりした。
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2023-12-20
まあ、予想以上にガッツリラノベ。うる星やつらやあ〜るがSFと言うくらいにはSF
宮澤作品の中では1番好きかも。代表作の裏世界読んでないんだけど -
『娯楽』★★★★★ 10
【詩情】★★★☆☆ 9
【整合】★★★☆☆ 9
『意外』★★★★☆ 8
「人物」★★★★☆ 4
「可読」★★★★★ 5
「作家」★★★★☆ 4
【尖鋭】★★★★☆ 12
『奥行』★★★☆☆ 6
『印象』★★★★☆ 8
《総合》75 B -
あまりにもダメ過ぎる。
福島正実が草葉の陰で泣いてるぞ、編集部。