鏡の国の戦争 (ハヤカワ文庫 NV 226)

  • 早川書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150402266

感想・レビュー・書評

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  • スマイリー三部作ではないけどスマイリーがちょこちょこでてきた。
    ギラムも名前だけは登場。

    スマイリーたちは外務省の諜報機関(サーカス)だけど、今回のメインは陸軍省内にある諜報部門の人たちの話。

    スパイはひとつの部門しかないものかと思っていたらそうではないし、お互いにライバル意識のようなものがあるんだなぁと知って驚いた。

    訳のせいか、自分が慣れただけかもしれないけど、ティンカーテイラーソルジャースパイよりだいぶ読みやすかった気がする。
    話としては派手なとこはなく淡々と進むものの、最後にかけてどんどん緊張感が強まる。
    終わりは切なく、やるせない気持ちに…。
    エイヴリーとライザーの関係性は良かったのでそのあたりも掘り下げたらもっと楽しめたかもしれない。

  • 組織で生きる男たちの葛藤、大戦時代の栄華への追憶に力点を置いた所ガ」ウケる要因かと思う。ストーリーテラーとしては弱い。

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