コーンウォールの若獅子―ボライソー・シリーズ6 (ハヤカワ文庫 NV 340)

著者 : アレグザンダー・ケント 高橋泰邦

• 早川書房

感想・レビュー・書評

[yunnkeruさんの感想 · 2014年10月25日]

ｺﾞﾙｺﾞﾝ号に乗り込んで一年余り、17歳の海軍士官候補生ﾎﾞﾗｲｿ-は休暇を得て、盟友ﾀﾞﾝｻ-と共に帰郷した。久方ぶりに母や妹と再会しｸﾘｽﾏｽを一緒にすごそうとしていたやさき、近傍の海岸で密輸監視官の死体が発見され加えて下達されたのが兄ﾋｭ-の指揮するｶｯﾀ-、ｱﾍﾞﾝｼﾞｬ-号乗り組み。彼らの敵はｺ-ﾝｳｵ-ﾙ沿岸で難破船荒らし、密輸と悪事の限りを尽くす海賊の群れだった。ﾀﾞﾝｻ-が誘拐され八方塞がりとなってしまう。そして悪の親玉は以外な人物だった。第18巻目に若きﾎﾞﾗｲｿ-が登場する回顧的物語。

[flying midshipmanさんの感想 · 2011年7月28日]

ボライソーのシリーズ。まだ士官候補生のリチャードが友人とともに兄の指揮するカッターに乗り込みます。全体はミステリー仕立て。密貿易をめぐる謎解きといったところ。
随所に兄の性格が描写され、後に彼がとる行動が暗示されています。
１冊の分量が少ないので一気読みができます。

[四十九院芳さんの感想 · 2008年4月22日]

海の勇士ボライソーシリーズ６巻
海洋冒険シリーズが好きなら一度は読むべきだ
文庫本もあるはずなんだが・・・

[澪さんの感想 · 2006年1月27日]

ボライソーシリーズ　６巻。
１巻同様、士官候補生時代の若きリチャードの物語。