オズと不思議な地下の国 (ハヤカワ文庫 NV 380)

  • 早川書房
3.26
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本棚登録 : 83
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150403805

感想・レビュー・書評

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  • この本でドロシーは、地震に巻き込まれてオズの世界へ! カリフォルニアから始まるのはそういう訳ね。
    地下に別の世界がある、というお話は、ドラえもんの映画にもありましたよね。

  • ●ライマン・フランク・ボーム
    4-15-040380-5

  • 出来がいまいちな同人誌っぽい。

  • (メモ:中等部3年のときに読了。)

  • 『オズの魔法使い』の続編、オズ・シリーズの第4作目。
    (早川書房ではシリーズ第9弾として出版されています)

    大地震に襲われ、ドロシーは馬車ごと地面の裂け目に落ちてしまう。
    一緒に乗っていた少年ゼブとネコのユリカと共に辿り着いたのは、野菜人間の住む地下の国。野菜人間達に襲われ、大ピンチのドロシー達の前に現れたのは、あのオズの魔法使いだった。
    なんとか危機を逃れたドロシー達は、この恐ろしい国を脱出することを決意する…。

    前の3作を比べると少し見劣りするものの、ホラー要素があったり結構楽しめる内容でした。
    トトとは対照的な白い猫のユリカが出てくるのですが、これがまた凄いヒネクレもの。ユリカの裁判の話は面白かったです。

    あと設定で気になる矛盾点が。
    「虹の国」では、オズがオズマを攫ってモンビに預けたという事になってましたが、本作ではモンビがオズマを攫った、と変更されてしまっています。
    オズが悪人にならないようにするための配慮で設定変えたのか謎ですが、モンビがちょっと不憫です。

  • <内容>大地震によって、ドロシーが馬車ごと地面の裂け目に飲み込まれてしまった。一緒に乗っていた少年ゼブ、ひねくれネコのユリカと共に、たがてたどり着いたのは冷酷な野菜人間の住む地下の国。そこで偶然出会ったオズの魔法使いに助けられ、この恐ろしい国を脱出した。ところが家に帰る道を求めて旅をするドロシーたちに、姿の見えないクマや空飛ぶ木の怪物が襲いかかる!シリーズ第9弾。

  • オズシリーズの続編では一番好きです。オズの国に何度も行けるドロシーがちょっとうらやましかったりします。

  • <b>(内容)</b>
    サンフランシスコの親戚を訪ねていたドロシーは大地震で地下に落ちてしまう。地下の国の住人に敵視されて困っているところに、同じく地震でできた地割れに入り込んでしまった<魔法使い>のオズが気球に乗って登場。二人は他の旅の仲間と共に力を合わせて地下の国を脱出、さらに地上への道を求め旅を続ける。
    <br><br>
    <b>(感想)</b>
    ハヤカワ文庫ではオズシリーズ第9弾として発行されました。あんまり面白くないから飛ばされたのかなと思っていましたが、いやいやけっこう面白かったです。なんといっても第1作でいんちきペテン師のイメージしかなかった<魔法使い>がけっこう頼れるオジサマとしてカムバックするのがうれしい

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著者プロフィール

ライマン・フランク・ボーム
1856年、アメリカのニューヨーク州に生まれる。裕福な父親をもち、病弱だった少年時代は、家庭で教育を受けながら、読書や詩作、物語の創作をして過ごした。新聞の発行や演劇の興行など、さまざまな職をへたあと、四十代で童話の創作を始め、1900年に発表した『オズの魔法使い』で大成功を収めた。以後、読者の要望に応えて全14巻のオズ・シリーズを執筆している。1919年逝去。彼の死後もオズ・シリーズは他の作家によって書きつがれた。

「2022年 『オズの魔法使い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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