- Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150405540
作品紹介・あらすじ
6月と7月の満月の夜に連続して起きた一家惨殺事件は、全米を恐怖の底に叩き込んだ。10人の残酷な方法で殺されたうえ、遺体の状況は現場で不気味な死の儀式が行われたことを示していたのだ。FBIは、かつての異常殺人の捜査で目ざましい業績をあげたグレアムを現場に呼び戻す。グレアムは犯人の心理に自分を同化させる独特の方法で、次の満月までに犯人を捕えるべく、捜査を開始。だが新聞の報道でグレアムの存在を知った犯人が、ひそかに彼をつけ狙いはじめた!冷酷な殺人鬼とグレアムの人知を尽くした対決を描く傑作サイコ・サスペンス。
感想・レビュー・書評
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登場人物やや多めだが、主に東軍であるグレアムとクロフォードとラウンズ、
西軍であるダラハイドとレクター博士にのみ集中していれば充分だろう。
王道海外スリラーなこちらの作品。上巻という事もあり主要人物達の人となりや関係性、性格等を認識するのに重要な内容が多く、スラスラと最後まで読めた。
物語が大きく動きだしての上巻終了。下巻も楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
感想は下巻にて。
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『羊たちの沈黙』を観て興味を覚え、前日談に当たる本書を古書市で購入。
タイトルは
ウィリアム・ブレイクの水彩画「大いなる赤き竜と日をまとう女」
に由来。
その絵に魅入られた男の連続殺人に、FBI捜査官が挑む。
この上巻は主人公である捜査官の苦悩に焦点が当てられている。 -
トマス•ハリスの小説を読もうと思い、処女作レッド•ドラゴンを手にとりました。
(映画は、羊たちの沈黙、ハンニバルは視聴経験あり)
新訳版も出ているようですが、入手したのが小倉多加志さん訳の版。
わかりにくかったです…
内容は面白いだけに、機会があれば新訳で再読したいです。 -
羊たちの沈黙前に、ちゃんと出版しているこのころのハヤカワ、GooDJoB!!!
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序盤で登場する犯人側の視点と交互に展開する構成にそわそわ。描写に脈があがる。
しかし、言い回しが古くて(1989年初版だって!しょうがないか。)まさに英語の翻訳という感じ。登場人物のキャラクター、そのひとらしさなどを掴みにくかった。
新訳も出てるらしいのでいつか読み比べてみたい。アメリカンジョークとか、ほとんどわからなかった。。 -
いかにもアメリカのサスペンス系ミステリィという感じで悪くない。
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下巻に纏めて