レッド・ドラゴン 下 (ハヤカワ文庫 NV ハ 11-2)

  • 早川書房
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本棚登録 : 457
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150405557

作品紹介・あらすじ

詩人・画家であるウィリアムス・ブレイク描くところの。その姿に自らをなぞらえて、恵まれぬ運命に復讐するかのように冷酵な殺人をくりかえす男、ダラハイド。新聞記者を生贄にし、不敵な挑戦状を叩きつける彼に、グレアムら捜査側は、なす術もなく翻弄される。だが、一人の盲目の女性との出会いを契機に、ダラハイドの自我は二つに分裂しはじめた!はたしてグレアムは次の満月が昇るまでにダラハイドを阻止し、第三の惨劇を防ぐことができるか?鬼才が人間心理の深淵に潜む怖るべきものを垣間見せる戦慄のサスペンス大作。

感想・レビュー・書評

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  • 今までの惨劇は何だったのだとなる、取って付けたような解決に不完全燃焼。赤き竜とか、レクター博士の関与とか、どこに行ってしまわれたのだ。
    別作品を手に取ってしまったのかと不安になる。

    古過ぎたやもしれないですね。いつか改訂版を読んでみたいと思います。

  • 「羊たちの沈黙」を読んでから購入。
    「羊たちー」よりはいまいちでした。

  • トマス•ハリスの小説を読もうと思い、処女作レッド•ドラゴンを手にとりました。
    (映画は、羊たちの沈黙、ハンニバルは視聴経験あり)

    新訳版も出ているようですが、入手したのが小倉多加志さん訳の版。
    わかりにくかったです…

    内容は面白いだけに、機会があれば新訳で再読したいです。

  • 犯人の回想シーンと、実は死んでませんでした的な部分が単純で面白く無いな。せっかく実は死んでないをやるのなら、そこからもう一山ないと、こいつは何のために再登場したんだろうか?と疑問を感じる。
    レクター博士の存在は、その後の創作物に影響を与えたという意味では面白いですが。単にそれより前の似たような話があれば知らないだけです。

  • サイコミステリーにハマってしまった記念すべき作品。

  • 2021.3.2
    翻訳がどうにも苦手。
    映画観てるから情景浮かぶしストーリーの面白さもちゃんと分かるけれど、ウィルもダラハイドもレバもイマイチ冴えない。没個性。

    新訳版で読み直したい。

  • ダラハイドを導くレクターとか、すんごいの!

  • 特に、会話部分の意味が分からなかったりして、読みにくかった。さいごのネタばらしも、超特急すぎてついていけなかった。

  • 残忍な連続殺人犯の内面が描かれる。
    彼にも同情すべき点は多々あるかに見えるが、
    やはり善良な市民を惨殺するのはいか~ん!
    と思った(´・ω・`)

  • ただのサイコ・スリラー。当時はこれが新しかったのか。あんまり緊迫感がなかった。主人公のキャラを際立たせたほうが良かったのでは。とりあえず、T・ハリスは制覇。

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著者プロフィール

ウィリアム・トマス・ハリス三世(William Thomas Harris III)
1940年テネシー州ジャクソン生まれ、テキサス州ウェイコのベイラー大学(Baylor University)卒業。地方紙記者を経てAP通信社でレポーター兼編集者に。この期間中の知見が小説の機縁となる。
著作は現在5作。映画化もされた『ブラック・サンデー』をはじめ、「ハンニバル・レクター」シリーズの『レッド・ドラゴン』、ブラム・ストーカー賞を獲得した『羊たちの沈黙』に、『ハンニバル』、『ハンニバル・ライジング』。

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