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- Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150405908
作品紹介・あらすじ
医師ヴィクター・フランクは、代理母が自分の次男を出産するさまを不安に駆られて見守っていた。生まれたのは美しい赤ん坊で、妻マーシャにもひた隠しにした恐ろしい秘密を抱えていたヴィクターは胸をなでおろした。10年後、次男VJは早熟な天才児に成長していた。だが、長男と乳母はあいついで肝臓癌で死亡しており、乳母はなぜか死の直前にVJを「悪魔の子、人殺し」と罵っていた。そして児童精神科医であるマーシャは、わが子VJに何か異常なものを感じはじめていた…。バイオテクノロジーをテーマに第一人者が放つ、最新医学スリラー。
感想・レビュー・書評
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B級サスペンスに終わった駄作
タイトルで期待したのだが、ありきたりのストーリー展開に、ありきたりのエピソードだった。
自分の遺伝子を妻に内緒で加工した医者が主人公。こどもは徐々に天才ぶりを発揮し、ついに両親に内緒で生命科学の研究施設を自前で持ち、すばらしい業績を上げるが、彼には良識はなかった。
エンディングは息子とともに心中する主人公。しかし、エピローグではまだ息子は生きているという恐怖を描いて終わる。あまりにプロットが雑でB級サスペンスに終わったことが惜しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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