レッド・ドラゴン〔新訳版〕 上 (ハヤカワ文庫 NV ハ 11-5)
- 早川書房 (2015年11月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150413675
作品紹介・あらすじ
事件を追う元FBI教官は、殺人鬼レクターに教えをこい……サイコ・サスペンスの名作
感想・レビュー・書評
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映画の印象が強くて、小説の世界に集中できなかったけれど、やっぱりおもしろいので下巻へ!
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レクター博士の存在感は、やはりすごかった!
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エンタメとしてはいいんだろうけど再読はないな。
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レクター博士がまだクラリスさんに会う前のお話。
満月の夜に美人妻がいる一家を襲うダメな「歯の妖精」を捕まえようとする警察が、犯人を探す手段として知識者としても実践者としても超一級のレクターさんのご意見を聴こうとするけれど…ってストーリーでした。
しかし、なんだか新訳がイマイチ…。
そもそも「歯の妖精」って何さ。前訳の「噛みつき魔」のほうがマシだと思うし、それ以外にも英単語のニュアンスを伝えようとして日本語の選択に失敗しているような部分が多々ありました。
そのうち原語で読もう。 -
読んだのは2005年の解説桐野夏生さんのもの
感想は下巻に
この本は2015年の新訳だけど
もう一度読みたいなとアップした -
サイコスリラーの金字塔。
刺激の少ないゴールデンウィークに読むにはいい。 -
怖い、暗い、キモい!
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レクター登場!! 新訳で再読。何度読んでも怖い。想像したくないシーンが目の前に鮮明に表れる文章だからか、ゾクッとするし思わず文字から目をそらしてしまう。でも面白くて止まらない。原文が読めない語学力は何とかしたいが、'the Tooth Fairy'は<歯の妖精>より「噛みつき魔」のほうが訳としては好きだったかな。上下巻手元に置いて読み始めないといいところで終わる。
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マッツ・ミケルセンがハンニバルを演じるドラマシリーズの原作
ハンニバルシリーズは『羊たちの沈黙』のみ読みましたが、今作はまた違った雰囲気
羊たちの~の主人公クラリスが事件を紐解いていく中心にあったのが証拠であったのに対し、今作のグレアムは犯人への「共感」と「投影」というミステリーものとしてはある種異色なもの
作中で異質性のある人物が「歯の妖精」と呼ばれる犯人だけでなく、主人公にもそのような一面にあるのが斬新で興味深い