ホワット・イフ? Q1: 野球のボールを光速で投げたらどうなるか (ハヤカワ文庫NF)
- 早川書房 (2019年12月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150505516
作品紹介・あらすじ
海水が大方なくなったらどうなる? 皆の疑問に、元NASAの漫画家がまじめ&専門的に回答。ブラックでサイコーな科学の質問箱。
感想・レビュー・書評
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荒唐無稽な質問を科学的に答えて行く本です。
トンデモ本という訳ではなく、あくまで論理的に科学的に考察したものであります。
チープな絵がまた味が有ってとてもいいです。
面白かったです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学生の頃に、この本と出会いたかった!この本は未来の科学者を生み出してくれるだろう。
子供の頃、誰もが一度は、親が答えづらい質問をするだろう。私も小さい頃に、「地球上の生き物が一斉にジャンプしたらどうなるんだろう」と真剣に悩んだことがある。
子供の疑問には、夢と未来が詰まっていると思う。「なんで?なんで?」とキラキラした子供たちの未来を潰してしまっているのは、大人たちの心ない一言だろう。
<<それ、考える意味ある?>>
大人が発してしまうかもしれないこの言葉は、子供達の未来と夢、そして人類の科学の発展を潰してしまっているのかもしれないと思った。
この本には素晴らしい疑問が、夢いっぱいに詰まっている。
キラキラした夢と未来を抱えた子供達に、この本と出会って欲しい。そして、疑問を持つことの大切さを捨てないで大きくなって欲しい。 -
こんな授業があったら理系に進んだと思う。科学は想像力。
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海外版の「空想科学読本」ですが、煽る記載などは控えめで、かつユーモアが溢れているので読んでいて面白いです。
仮定の置き方は人により異なると思うので、自分ならどう考えるかと思いを馳せるのも楽しいです。 -
第72回アワヒニビブリオバトル「【復路】お正月だよ!ビブリオバトル」第6ゲームで紹介された本です。チャンプ本。
2021.01.03 -
とにかく面白い。
もしもこれをしたら、、と科学的な検証をする内容が現実では起こりえないけど、映画や本で同じ描写があった時に、これは化学的には不可能な事象だ。と考えることが出来面白い。
しかもおだいが全て夢があるというかバカバカしくて好き。 -
ホワット イフ?
ランドール・マントー
2019年12月10日発行
例えば、量子コンピュータを使ったとして、何が起こった後の写真なのかを画像解析で判断するとしても、人間の判断の方が早いのが現状の科学の実態だ
女性の感に至っては、判断の早さは量子コンピュータどころではない
物理学を学びロボット工学も学んだ元NASAの職員で現コミックライターの著者がWEB上で、読者からの質問に答えるシリーズだ
人間の脳とコンピュータの計算はどっちが早いの? などと質問に科学的にユーモアを織り交ぜて答えてくれる
だから、光速のボールを打つには、投げられだ瞬間から衝撃波でピッチャーもバッターもキャッチャーも審判も消し飛ばされる
火の玉はきのこ雲を巻き起こす
バッターはデッドボールを受けたものとされ、一塁を得られる となる
他にも、Q 核燃料プールで泳いでも大丈夫?
A できるだけ深いところに潜水することがお勧めとのこと
ただし、プールに入る前に逮捕されるか射殺されるだろう
とか、
Q 地球上の人間が全員一緒にジャンプしたらどんな変化が見られるのか?
A 人類全員集めるとクリーブランド州の広さに収まるという
だから、全員でジャンプしても、気まずい雰囲気しか残らないんじゃないか
とか、
Q 元素記号順に元素を集めてみたい!できますか?
A 恐ろしいことが起こります
とか、
Q 地球を出て、セスナで飛ぶならどの星がいいですか?
A マイナス200度対策をすれば、タイタンがいい
更にマッハで飛べれば火星も飛ぶことができる
とか
ウィルスの拡散防止についても答えている
困った質問も、よくある質問も いろいろあるようで一冊の本にまとめるには、構成をしっかり考えないと掲載する質問と回答もチョイスが難しそうだなぁと思った
あまり笑える展開にはならなかったので残念
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科学的な知識のベースがある人にはもっと面白く読めるんだろうなぁと思いながら読み終えました。
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面白かった‼️
下らない訳じゃないけど
ふっと疑問に思うことをここまで掘り下げるかね
って思うけど悪くない。
でも科学的なこと理詰めが好きな人は是非 -
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/765437