- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150505820
作品紹介・あらすじ
1995年、イタリア・ミラノで銃声が響き渡る。殺害されたのは、高級ブランドGUCCI創業者の三代目社長。捜査の過程で事件の黒幕とされたのは社長の元妻だった――。犯行の動機とは何か? 経営者を失った巨大企業グッチはどうなるのか? 華麗なるグッチ家の裏側に迫る。
感想・レビュー・書評
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冒頭で殺人事件があるからミステリー小説だと思ってたら、高級ブランド『GUCCI』の一族によるドロドロの内紛ノンフィクションだった。
1代目の創始者は厳格で、2代目は商才があり発展させる、3代目は直感はあるが残念。
ここまで、杜撰な経営していて生き残ってこれたのが不思議。
下巻はどうなるのかな。
上巻を読んだ感想としては、GUCCIの商品を買いたいと思わなくなった。 -
映画を見て購入。
なぜかアマゾンで新品が手に入らない状態が続いていたので、リアル書店をいくつか回って、上下巻別々の書店で買った。
で、映画がレディー・ガガ演じるパトリツィア・レッジャーニに大きくフォーカスした作品だったのに対し、上巻は殺されることになるマウリツィオを軸に話が進行する。
映画ではあまり描かれていなかった、マウリツィオの率いるグッチの経営。「一億ドル以上売上を減少させ、三〇〇〇万ドルも支出を増やした」「キャッシュフローの考え方をわかっていませんでした」というあたり、典型的な、ぼんぼんの3代目だったようだ。
日本でも“お家騒動”が起きた会社は多いが、家族経営だったころのグッチには、ファミリービジネスの難しさが凝縮されている。
映画は映画でよかったのだが、本はグッチオ時代のグッチから始まって、細かい顛末まで書き込まれているので、これもアリ。 -
家族間での生々しい駆け引きがとても面白かった。会社としての決断に個人の人生があまりに深く刺さり込んでいることが印象的。
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イタリア版『華麗なる一族』。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/768056
https://www.gqjapan.jp/...
https://www.gqjapan.jp/culture/article/20220117-house-of-gucci-costume-designer
https://www.cinra...
https://www.cinra.net/article/202201-houseofgucci_gtmnmcl
https://realsound.jp/book/2022/03/post-981917.html