黄金を紡ぐ女 (ハヤカワ・ミステリ文庫―ホープ弁護士シリーズ)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150707859

感想・レビュー・書評

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  • エド・マクベインは87分署シリーズのほかに、ホープ弁護士シリーズもあると知り読んでみた。

    ホープ弁護士シリーズとしては「金髪女」に次ぐ第2作。文中でも、前の事件の金髪女、などと出てきて、ホープ弁護士は、離婚し、13歳になる娘ジョアンナと週末に会う。マイアミに住んでる。グリーナリーというレストランでかつて60年代後半にロック歌手として一世を風靡した女性歌手の復帰コンサートが行われた。売りだし法としてコンサートは行わずレコードだけで売る、という方法をとった。その歌手ベッキーがコンサートで復帰するのである。・・とくると、きっとその歌手は歌がヘタで編集でうまくレコードを作ったんだな、と想像するが、はたしてそうだった。 ホープ弁護士は2,3週間前からベッキーと懇意になっていて、コンサートが終わった後、初めて寝るのである。そして3時にさよならし、朝にはベッキーは殺されて見つかり、幼い娘がいなくなっていた。

    ベッキーの父、元夫、バックバンドだったメンバーたち、プロデューサーらが俎上にあがる。元夫に弁護を頼まれ、ホープ弁護士は事件の真相に近づいてゆく。レコードの売上金、ベッキーをめぐる男性関係、これらがからんだ事件だった。

    よくあるTVドラマの雰囲気がする。

    1981発表
    1989.6.15発行 図書館

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