- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150756611
感想・レビュー・書評
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7章:神の道を人に説くのに,酒(モルト)の方がミルトンよりはるかに有効だ
・A. E. Housman A Shropshire Lad (1896) LXII. Terence, this is stupid stuff:And malt does more than Milton can To justify God’s ways to man.
22章:おお,愛と義務の板挟みとなり,わが美しき人を失わばいかんせん
・HIGH NOON (DO NOT FORSAKE ME) From the film "High Noon" (1952)
28章:「靴にかみそりの刃を隠しているのか?」
・この前に,It was lethal at four feet and unless at twenty.の一文あり。
33章:「わからない。なんのことだ?」
・この後に,"You said you didn't want to lose me too. Were you talking about Susan?"の文あり。
34章:ジュリア・チャイルド
・1912年、カリフォルニア州生まれ。スミス大学卒業後、第二次大戦中OSS(戦略事務局)に勤務。46年に結婚、48年、夫と共にパリに転居、料理学校ル・コルドン・ブルーに学ぶ。友人二人と料理教室を開くかたわらフランス料理の研究に没頭。63年にスタートしたボストンの放送局WGBHの料理番組The French Chefのパーソナリティとして国民的な人気を獲得、66年にエミー賞を受賞。2004年没 /「BOOK著者紹介情報」より
「問題の拳銃だ」
・この前に「Belson shook his head.」あり。
38章:執行猶予つきの二年の刑と罰金二ドル
・原文:two years suspended and a thousand-dollar fine.
38章:果敢に行動する男。
・原文:Decisive.Not a man to sit around and do nothing.
44章:人声がわれわれを目覚めさせ,われわれは溺れ死ぬ。
・The Love Song of J. Alfred Prufrock by T.S. Eliot:We have lingered in the chambers of the sea/By sea-girls wreathed with seaweed red and brown/Till human voices wake us, and we drown.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何年かぶりでの再読。
スペンサー・シリーズの第十一作目。 -
私はあまりにスペンサー贔屓なため
スーザンの仕打ちが許せなかった。
でも本文中にあるように
「女にそのような扱いを受けていながら
諦めないというのは、どんな男なの」
と思いながらもスーザンが羨ましく思えてきた。
ただ信じて待つという愛の形。
そんなにも深く誰かを愛し愛されたいと思ってしまう。