- Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150773052
感想・レビュー・書評
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粒揃いの短編集「放火罪および……」デビュー作です。警察との親密さが意外で、江戸時代の同心と目明かしの関係?「ターク通りの家 」「銀色の目の女 」は良く出来た連作短編です。いきなりの巻込まれサスペンスとってもハードボイルド、よくもまぁ乗り切った!この悪女、美女につきビジュアルが気になります「血の報酬 でぶの大女」「血の報酬 小柄な老人」連作中編で素晴らしい。この【太ったおチビさん】は、なんてタフなんでしょう。アクションも盛り上がり最高です「ジェフリー・メインの死」この訳ならOK「死の会社 」最後の作品です。
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結局の所、ハードボイルドについて云えば、そのストーリーもしくはプロットの妙もさる事ながら、その纏う雰囲気、文体にのれるかのれないかによる所が大きい。
心情の判らないサム・スペード物に比べれば今回のコンチネンタル・オプ物は主人公の内面に当たる所があり、今までのハメット作品の中ではのれた部類に入るのだが、正直云ってやはり物足りない。
コンチネンタル探偵社がオプを中心にチームワークで事件に当たるのは(私の中で)今までになくフレッシュな感覚があるのだが、その分登場人物が多過ぎて訳判んなくなってしまった。
う~ん。 -
ハメット
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『放火罪および』
『ターク通りの家』
『銀色の目の女』
『血の報酬』
『ジェフリー・メインの死』
『死の会社』
2009年12月16日読了