モノグラム殺人事件 (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 104)

  • 早川書房
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本棚登録 : 78
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151301049

作品紹介・あらすじ

名探偵ポアロが帰ってきた! 実力派作家が描く、世界で最も有名な探偵の新たな事件!

感想・レビュー・書評

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  • 所謂関係者(出版社、遺族等)公認のエルキュール・ポアロシリーズ「続編」。何やかやと文句をつけたくなるところだが、こういうものは志を買った上で温かく迎えてあげようと思う。しかし、相棒役の刑事を敢えてかもしれないが現代風な人物像にしたことが、果たして成功だったかどうか…古風で安定した人格であるヘイスティングス大佐の偉大さが改めてわかる。

  • 名探偵ポアロが事件を解決するので、どうしてもアガサ・クリスティの作品と比べてしまう。そんな比較に意味はないのだが、どうしても比較をし、違いを見つけ、「偽物臭いなあ」と感じてしまう。本作品は、偉大なミステリ作家と比較せず、素直に謎解きを楽しむのがよい。ホテル内で同時に三人が死体で発見されるインパクト、長期間に渡る人々の感情、巧妙なトリックなどを素直に楽しめばいい。ポアロが主人公でなくても、話題になる作品だろう。多少トリックが複雑で、真相を理解するのに頭を使ったが、そこは著者の味なのかもしれない。

  • ううーん、、、ある程度納得はしつつも、なぜこれが公式な続編となりえるのか分からない。
    続編でなく、単独の小説としか感じられなかった。むしろポワロと言う名の別人。。。

    仕方ないのだけど、どういう点での続編なのか明確だったら良かったかなあ。

  • 好きな人にはたまらないのかもしれないが、私には合わなかった。ポワロって、ホントやたら理屈っぽいわ。

  • アガサクリスティの贋作
    あとがきの解説にある通り、クリスティほどの簡潔さがないのが残念
    つまらなくはないけど、ちょっと読みにくい
    あと、相棒のキャッチプールが心弱すぎ・・・
    自分でもうちょっと考えて欲しいし、警察官なのに感傷的過ぎる・・
    彼にはしばしばイライラさせられた

    クリスティ好きには読むのに根気がいるきがする^^;

  • 2016/10/27読了

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