災いの古書 (ハヤカワ・ミステリ文庫 タ 2-9)

  • 早川書房
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (558ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151704093

感想・レビュー・書評

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  • 古書店主クリフは、恋人エリンの頼みで蔵書家射殺事件の調査を開始した。被害者男性とエリンが交際していた過去があり、容疑者女性がエリンの元親友という事情から依頼を引き受けたのだ。まもなく被害者が貴重なサイン本をコレクションしていたという事実が判明する。本をめぐる争いに巻き込まれたのか?やがてその蔵書をめぐり怪しい三人組が暗躍しはじめ…古書にまつわる意外な蘊蓄を盛りこんだ人気シリーズ第四作。

  • (借.新宿区立図書館)
    前作までは本に関しては貴重書(美本)であることがテーマだったが、この作品はサイン入りの本がテーマ。まあ殺人に関してはそれ以外の関連がメインではある。3作目までとは訳者が変わったが、読みやすくなったように思われる。活字が大きくなったというのもあるが。

  • 2024/1/8読了
    〈ジェーンウェイ〉シリーズ4作目で訳者が変わっていたことに今回気付いた。毎回、違った切り口で、古書の世界に絡んだ事件を描いているが、今回のテーマは“サイン本”。
    私物では文芸作品のサイン本は、大沢在昌『新宿鮫 無間人形』と万城目学『ヒトコブラクダ層ぜっと』の2冊。前者は講演会で御本人から直接頂戴したものなので素性は確かだが、後者は某書店で売られていたもの。まぁ、コレが偽物ってこともないよね……。

  • 古書店主クリフは、恋人エリンの頼みで蔵書家射殺事件の調査を開始した。被害者男性とエリンが交際していた過去があり、容疑者女性がエリンの元親友という事情から依頼を引き受けたのだ。まもなく被害者が貴重なサイン本をコレクションしていたという事実が判明する。本をめぐる争いに巻き込まれたのか?やがてその蔵書をめぐり怪しい三人組が暗躍しはじめ……古書にまつわる意外な蘊蓄を盛りこんだ人気シリーズ第四作。
    原題:The sign of the book
    (2005年)

  • 古書店主のクリフォード・ジェーンウェイは元刑事だ。本好きが高じて古書店主となった。恋人のエリンから頼まれて彼女の親友であるローラが夫殺害の容疑者となっている事件の調査を頼まれた。被害者の夫は昔のエリンの恋人だった。ローラがエリンよりロバートを奪ったという。家を訪れてみたロバートの書斎にはサイン本が満載だった。

  • 元・警察官、今は古本店主クリフ・ジエーンヴェイ・シリーズ。
    これも本好きには 嬉しい内容のミステリーで
    面白くって一気に読み終えた。

  • 積んでたので初読。
    今回はサイン本の話。
    相変わらずクリフさん、空気読めない(笑。
    恋人のエリンの過去も関係したりして、ラストはなかなか…ねぇ!

  • 第3作目を手に入れてないが我慢できずに今作を読んでみた。
    今作のヒロインは前作で登場してるとのことでその辺は3作目を手に入れるまでの楽しみに取っておこう。

    シリーズ物の常でやはり1作目が一番いいなぁ。
    とはいえ、中盤での法廷劇からクライマックスまでは息もつかせぬ展開で楽しめた。

    満足です。

    バーバンクでそんな大きな古書フェアなんてやってるんだなぁ。

  • 古本を扱う話だけあって?文字の量はぎっしりで、なかなか読み応えがある。なんだけどもずいずい気になって読み進めてしまうので、まぁ目が疲れるわー、てか老眼絶対始まってる、近々くるわー、という話。
    本とかCDとか、かつて集めていた時期もあるけども、この集める楽しさと、そこに価値を求めるかで話は変わってくるんだろうな。単に趣味だったはずなのに、すごい高く売れると分かった瞬間に、突然趣味ではなくて、何か違うものになってしまうのかも。

  • レニーのクソっぷりにある意味感心。
    「牧師」さんの再登場はあるんやろか?
    動機はいたって単純。

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