夜に生きる〔下〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房
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本棚登録 : 36
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151744068

感想・レビュー・書評

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  • いやー面白かったなー

    そしてまたまた追いかけたい作家さんが増えてしまった
    ある意味大失敗だわw

    三部作全部読もうと決めた夜(俳句感)

    あらすじな、あらすじ
    レビュー書いてる人が少ないからな
    こういうときはあらすじちゃんと書かないとな

    えっとね
    バーンてなってバンバーンってなってえーってなってブワッとなる(覚えたてか!)

    とにかくね
    文章がいいのよ
    文章が超カッコイイのよ

    そしてなー
    なんだか深いのよ

    万人受けするとは思えないけど
    ノワールとしては完璧に近いと思います

    面白かったー

    • みんみんさん
      いやいや思い出しましたよ!
      ショーン・ペンが好きだったから観た!
      いやいや思い出しましたよ!
      ショーン・ペンが好きだったから観た!
      2024/01/23
    • ひまわりめろんさん
      わいも見た気がする(気がする言うてもうてるやん)
      ケヴィン・ベーコンが好きだから
      原作も読んでみるかな
      わいも見た気がする(気がする言うてもうてるやん)
      ケヴィン・ベーコンが好きだから
      原作も読んでみるかな
      2024/01/23
    • みんみんさん
      暗くて悲しいお話だった(꒦ິ⌑︎꒦ີ)
      暗くて悲しいお話だった(꒦ິ⌑︎꒦ີ)
      2024/01/23
  • ギャングの抗争と半生を通じて、善と悪の対立や葛藤、生き方への問いかけが浮かび上がる作品でした。犯罪小説、ノワール小説でありながら、文学的な雰囲気も漂う一作です。

    ストーリー全般では、アメリカの歴史や文化を背景に、ギャングの利権争いや、組織内の抗争が面白かった。禁酒法や、カジノの解禁など、史実や当時の世相も取り込まれ、作品全体に説得力が満ちています。

    そこにギャングとしてジョーの動きや、敵対する組織の動きが絡み合うことで、物語全体の骨組み、構成が非常にしっかりしている印象。

    ギャングとして闇の世界で生きるジョーの対比として、神の教えを説く女性が登場します。二人がカジノの設立を通して対立し、そこから人生や生き方について、対話を深めていくのが、非常に示唆的でした。

    ジョー自身、彼女の存在を邪魔だと認識しつつも、彼女の善の部分に共感してしまい、組織の命令に背いてしまうのが、印象に残ります。

    ジョーは犯罪に手を染めながらも、一方で妻に対して深い愛情を注ぎ、父親の形見である腕時計を大事にします。ギャング=悪と単純化せず、どこか思いやりの深い人間に描かれているのが印象的でした。

    善の部分に共感し、家族を思う心がある一方で、夜の世界でしか生きられないジョー。その姿や矛盾にどこか哀切さを感じ、作品全体から文学的なものを感じたのだと思います。

  • なるほど、映画にしたくなる小説だとは思う。
    ダニーの弟、ジョーの心の闇は、
    深まっていく一方なわけだ。
    禁酒法が解禁になる寸前のアメリカ、
    人種差別と暴力が命を左右していた時代、
    人は何を信じて生き抜こうとしていたのか。
    金と女と、殺しと酒の世界、
    白いスーツを白い帽子が
    これほど似合った時代はないのかもしれない。

  • デニス・ルヘイン『夜に生きる (下)』ハヤカワ文庫。

    デニス・ルヘインのことだから、後味の良い結末ではないと思っていたが、案の定…

    フロリダに向かったジョーはキューバの大物と手を組み、次第に勢力を拡大する。血で血を洗う抗争の果てにジョーが手にしたものは…

    ベン・アフレック製作・監督・主演で映画化。

  • 人間ドラマや、かっこええ。
    映像映えしそう。

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