熊と踊れ(上)(ハヤカワ・ミステリ文庫) (ハヤカワ・ミステリ文庫 ル 6-1)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (561ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151821516

作品紹介・あらすじ

軍倉庫から銃を盗み出した青年レオは、弟たちとともに、恐るべき連続銀行襲撃を計画する。果たして彼らを待ち受けるものとは……

感想・レビュー・書評

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  • 三兄弟と親友4人で軍の武器を奪い銀行強盗を実行。長いけどスピード感があって面白い。最後に不意に爆弾が爆発し、下巻にも期待。

  • 実際にあった事件が元なのか…
    スウェーデンの話をきちんと読んだのは初めて。
    没入感がすごい。
    両親(主に父親)のせいでこんなにも兄弟仲が固く結ばれることがあるなんて…
    みんな憎めないが、たくさんの人を(そこまでの悪意はなさそうに)巻き込んでおり、なんとも言えない気持ちにもなる。
    割とページ数はあるが続きが気になって気になって暇さえあれば読んでしまう。
    下巻も楽しみ。

  • 2023/10/12読了予定。タイムリミットミステリーとでも言う北欧のミステリー作家アンデッシュ・ルースルンドの『三秒間の死角』『三年間の陥穽』に続いて日本でもこのミステリーがすごいと評判になった本作を手に取った。上下合わせても大変な長編作。謎解きの海外ミステリーに比べてなかなか熱量が凄い。凶暴な父による家庭内暴力と歪んだ成長過程、貧困、移民差別等絡み合う。
    成長した兄弟らが軍の倉庫から密かに大量の銃器を入手する。その目的とは史上例のない銀行強盗計画を決行することだった。彼らの行動とその事件を追うブロンズ警部の執念の戦い。なかなかどす黒く読み応えはあるが…。

  • スウェーデン作家「アンデシュ・ルースルンド」と「ステファン・トゥンベリ」の共著の長篇ミステリ作品『熊と踊れ(原題:Bjorndansen、英題:The Father)』を読みました。
    「アーナルデュル・インドリダソン」、「ジョー・ネスボ」、「レイフ・GW・ペーション」の作品に続き、北欧ミステリです。

    -----story-------------
    ハヤカワ・ミステリ文庫創刊40周年記念作品

    〈上〉
    凶暴な父によって崩壊した家庭で育った「レオ」、「フェリックス」、「ヴィンセント」の三人の兄弟。
    独立した彼らは、軍の倉庫からひそかに大量の銃器を入手する。
    その目的とは、史上例のない銀行強盗計画を決行することだった――。
    連続する容赦無い襲撃。
    市警の「ブロンクス警部」は、事件解決に執念を燃やすが……。
    はたして勝つのは兄弟か、警察か。
    スウェーデンを震撼させた実際の事件をモデルにした迫真の傑作。
    最高熱度の北欧ミステリ。

    〈下〉
    緻密かつ大胆な犯行で警察を翻弄し、次々と銀行を襲撃していく「レオ」たち。
    その暴力の扱い方は少年時代に父から学んだものだった。
    かつて彼らに何がおこったのか。
    そして今、父は何を思うのか――。
    過去と現在から語られる"家族"の物語は、轟く銃声と悲しみの叫びを伴って一気に結末へと突き進む。
    スウェーデン最高の人気を誇り、北欧ミステリの頂点「ガラスの鍵」賞を受賞した鬼才が、圧倒的なリアリティで描く渾身の大作
    -----------------------

    1990年代の初頭にスウェーデンを恐怖に陥れた正体不明の強盗団… まるで軍事作戦のような統率の取れた的確な動き、軍用銃を駆使し、ためらわずに発砲する手口は"軍人ギャング"と称された、、、

    彼らは1991年(平成11年)秋から、1993年(平成15年)末までに、軍の武器庫からの略奪を2件、現金輸送車の襲撃を1件(未遂3件)、銀行や郵便局の強盗を9件、さらにはストックホルム中央駅で爆弾事件まで起こした… 警察は、この強盗団の正体を全くつかめなかったが、犯行の計画性、周到性、狂暴性等から、初犯ではないと思われていた。

    ところが一段が逮捕されてみると、その中心となっていたのは20歳前後の三兄弟とその友人たちで、前科もなければ裏社会とのつながりもない若者たちであるとわかった… 前段が長くなりましたが、本作品は、当時スウェーデン公営テレビ記者として現場でこの事件を報道していた「アンデシュ・ルースルンド」と、犯行の中心人物だった三兄弟と実の兄弟である「ステファン・トゥンベリ」が、その一連の事件をモデルに描いたフィクション作品です、、、

    とはいえ、事件に関わっていた当事者たちが描き、事件のあった場所や手口等の大部分が事実に基づいていることから、ノンフィクション作品のようなリアリティや臨場感があり、読んでいるうちに、ぐいぐいと作品の中に惹きつけられていきました… 上下巻で1,100ページ程度の大作でしたが、長くは感じませんでしたね。


    暴力的な父親「イヴァン・ドゥヴニヤック」の影響下で育った「レオ(レオナルド)」、「フェリックス」、「ヴィンセント」の三兄弟… 長兄「レオ」が中心になり、「レオ」の恋人「アンネリー・エリクソン」や幼馴染の青年「ヤスベル」を巻きこんで、壮大な強盗計画を企てる、、、

    ストックホルム防衛管区の動員用武器庫に侵入し、二個中隊分の装備がまかなえるほどの銃や爆薬を盗み出し、これを使って彼らは現金輸送車や銀行を襲い始める… 彼らは20代から10代後半とまだ若いが、リーダーである長兄「レオ」が立てる緻密な計画と冷静な指揮により、強奪は順調に進む。

    事件を捜査し彼らを追う警部「ヨン・ブロンクス」も優秀だが、手を替え品を替える手口で翻弄し、尻尾を掴ませない… だが、首謀者たる「レオ」の欲望と目的は、なかなか満たされない、、、

    予定では、もっと早くに巨額の金を強奪して、人生をやり直すつもりだったのだが、毎回見込みよりも少ない額しか手に入らないのだ… そういうこともあって、犯行グループの中には次第に軋みが生じ、二人の弟が離反する。

    しかし最後の襲撃に執念を募らせる「レオ」は、とうとうある人物をグループに引き入れ、危険な賭けに出る… カリスマ的リーダーの「レオ」、一度決めたら譲らない「フェリックス」、まだ無邪気さが残る「ヴィンセント」、軍隊から抜けた後、尊敬する「レオ」に従い仲間になる「ヤスベル」、強盗や警察側だけでなく犯行現場に居合わせた被害者も含め、登場人物は全員、複雑で多面的な個性を持ち、それぞれに共感しながら読み進める感じでしたね、、、

    犯行に向けて周到に準備を整える場面や、突入し犯行に及ぶ一部始終などの、微に入り細を穿つ描写のリアリティには、ホントに関心しました… 四人の息づかいが感じられ、自分も共犯者のひとりとしてこれから強盗に行くのだと錯覚してしまうような気分に浸れるほどの巧みさでした。


    ミステリというよりは、家族・兄弟の愛憎や絆を描いたヒューマンドラマという印象ですね… 特に、家族を裏切ることの罪深さを説きつつ、妻を激しく暴行してしまう父親「イヴァン」の存在は強烈な印象が残りましたね、、、

    そんな粗暴な父親を憎み拒絶する兄弟ですが、その憎い父から学んだ暴力を有効な道具として使いこなすことで犯行を完璧なものにしようとする「レオ」… 冷静に気持ちをコントロールしようとしますが、他者を屈服させる快感と昂揚により、次第に自らの大きさを勘違いしてしまうんですよね。

    暴力により支配すること、コントロールされることの恐ろしさを改めて感じました、、、

    でも、本作品、次々と犯行を重ねるのですが、「暴力」はあっても「死」がないのは良かったかな… これで多くの命が奪われたら、救いがないですもんね。

    本作品は、続篇が『兄弟の血―熊と踊れⅡ』として刊行されているようです… こちらも読んでみたいですね。


    以下、主な登場人物です。

    「レオ(レオナルド)」
     ドゥヴニヤック家の三兄弟の長男

    「フェリックス」
     ドゥヴニヤック家の三兄弟の次男

    「ヴィンセント」
     ドゥヴニヤック家の三兄弟の三男

    「イヴァン・ドゥヴニヤック」
     三兄弟の父

    「ブリット=マリー・アクセルソン」
     三兄弟の母

    「ヤスベル」
     三兄弟の幼なじみ

    「アンネリー・エリクソン」
     レオの恋人。シングルマザー

    「セバスチャン」
     アンネリーの息子

    「ヨン・ブロンクス」
     ストックホルム市警警部

    「レナート・カールストレム」
     ストックホルム市警警視正

    「サンナ」
     ストックホルム市警鑑識官

    「ガッペ」
     建設業者

    「サム」
     ヨンの兄。服役囚

  • 【ハヤカワ・ミステリ文庫創刊40周年記念作品】凶暴な父によって崩壊した家庭で育ったレオ、フェリックス、ヴィンセントの三人兄弟。独立した彼らは、軍の倉庫からひそかに大量の銃器を入手する。その目的とは史上例のない銀行強盗計画を決行することだった――。連続する容赦無い襲撃。市警のブロンクス警部は、事件解決に執念を燃やすが……。はたして勝つのは兄弟か、警察か。スウェーデンを震撼させた実際の事件をモデルにした迫真の傑作。最高熱度の北欧ミステリ。

  • 実際の事件をモデルにした、父親の暴力で育てられた兄弟が起こした、などの事前情報をついうっかり読んでしまって、読み始めるのがちょっと億劫だったけど、ページを開いたら一気呵成に読み終えてしまった。

    確かに父親の暴力シーンは読んでいて辛かった。
    まだたったの10歳のレオ、7歳のフェリックス、3歳のヴィンセント。
    父の暴力は子どもたちに向かうわけではない。
    けれど、少なくともレオとフェリックスは、父の暴力の気配を怖れながら育ったように見える。

    特にレオは、暴力を抑えられない父を、暴力に支配された男とみる。
    だから自分は決して暴力に支配されることがないよう、自分を律して生きてきた。

    で、何でそれが銀行強盗になるのかわからないよ。
    結局自分を律することのできる自分ってのに酔ってるの?
    警察に銃を向けられた時のために備えはするが、自らは暴力を振るわない銀行強盗。
    権力にたてつき、強かに裏をかいて、勝利を得る。
    レオの心理としてはそういうことなのだろうか。

    しかし、頑固なフェリックス、臆病なヴィンセント、そして短絡的で自制心のない幼馴染みのヤスペル。
    彼らをうまくまとめて、何があっても決して彼らを危険な目から守ってやる男として、レオは存在する。

    だけどレオのしていることは、肉体的な暴力ではないけれども、精神的な暴力ではないのか?
    弟たちは、特にヴィンセントは積極的に銀行強盗をしたいなんて思っていない。
    そして、現在17歳のヴィンセントは、普通に生活していさえすれば、それほど兄の庇護を必要としないはずだ。
    「守ってやる」そう思った時点で、レオは兄弟たちを精神的に縛ってしまったのではないか。

    そして彼らを追うストックホルム市警のヨン。
    彼もまた暴力に支配された家庭で育って来たらしい。
    だから彼はレオたちのしていることは単なる『強盗』ではなく『安全の強奪』だ、と思っている。
    過剰な暴力にさらされた人は、身体の瑕が癒えても心の傷が癒えないことが多いからだ。

    レオたちの中で一番やらかしそうな人が、計画に反することをやらかして、単純な銀行強盗が大事になってしまったところで次巻に続く。

  • <上下二巻、併せての評です>

    過去と現在の出来事が、交互に語られる。親子の物語であり、家族の物語であり、類い稀な犯罪小説でもある。人はなぜ理に合わない犯罪に走るのか。やむにやまれぬ強迫観念に突き動かされた行為の裏に隠された過去が、記憶の鍵をこじ開け、じわりじわりと顔をのぞかせる。子ども時代からこだわり続ける抜け落ちた記憶。本当は誰がしたのか。物語が進むにつれ、次第に明らかになる真実。

    冒頭、四年ぶりに家族のもとに父が帰ってくる。ドアが開くなり、父は母親の顔を殴り、腹を蹴り、髪をつかんで引きずり倒し、なおも蹴り続ける。二人の間に体を入れ、止めようとする長男。その長男に「あとは頼んだぞ、レオナルド(略)わかるな? おれはもう、ここにはいられない。これからはおまえが束(たば)ね役だ」と言って立ち去る父。のっけから凄まじい暴力シーンではじまる、波乱の幕開けだ。

    第一部。成人したレオは弟のフェリックス、ヴィンセント、それに幼なじみで軍隊仲間のヤスペルと組んで、軍の武器庫に収蔵された銃器を強奪しようとしている。大胆かつ細心な計画はレオが立てた。レオが営む工務店を隠れ蓑に、四人で盗んだ銃器を使って現金輸送車を襲う計画だ。後に「軍人ギャング」と呼ばれることになる強盗グループの初仕事である。この作品は、そのグループの胸のすくような仕事ぶりを描くと同時に、追う側と追われる側、双方が抱える過去との確執を描く。

    こうした大掛かりで計画的な犯罪が起きた場合、警察はまず過去の事件を洗い、よく似た犯罪を起こした者を探す。しかし、今回はそれが全く役に立たない。なにしろ、犯人たちはまだ二十代で、前科などないからだ。顔には覆面、指紋は残さない。犯罪に使用した着衣その他は焼却し、銃器は分解してコンクリート詰めにし、水中に沈めるという徹底ぶり。練りに練った計画、それを完璧に行うための訓練、盗んだ大量の武器弾薬の隠し場所、それらを手配し、仲間を率いて実行に移してゆくレオの采配が光る。

    しかし、そのレオもはじめから優れたリーダーだったわけではない。子どもの頃、年上の悪ガキに目をつけられ、痛い目に合わされた。それを父親に見つかり、やられたらやり返せ、と毎日喧嘩の練習をさせられた過去を持つ。父のイヴァンは半分セルビア人で、半分はクロアチア人。国が自分たちを守ってなどくれはしないことを骨身にしみて知っている。家族(クラン)の結束が何よりも大事だ、と信じ切っている。

    練習の甲斐あって、レオは自分より大きくて力もある相手の顔面を殴りつけ、鼻骨を折る。まず、鼻をねらえ、というのが父の教えだった。相手が自分より強くても、鼻を殴られれば一瞬怯む。涙で目が見えにくくなり、動きが止まる。次は顎に一発。そうして相手の周りを動き続け、隙を見ては殴る。それを続けていれば相手の闘争心は鈍り、勝機をつかめる。題名(原題は『熊のダンス』)はその戦法を指している。

    自分のあとを継ぐ長男には、家族を守る力がいる。自分の始末は自分でつけるしかない。そう考える父に対し、スウェーデン人の母は話し合いで解決するべきだという。妻は夫の過剰な暴力に耐えられず、家を出る。イヴァンは実家に帰った妻を無理矢理連れ帰ろうとし、家に火をつけ、駆けつけた警察に逮捕される。レオと違って年端のいかない弟たちは母に乱暴した父を許すことができない。冒頭の一幕は、四年の刑を終えて戻ってきた父と母の再会の場面だったのだ。

    犯人を追う立場である刑事のヨンにも過剰な暴力の覚えがある。兄のサムは、母に暴力を振るう父をナイフで刺し殺し、今も獄中にいる。人はなぜ過剰な暴力を振るわずにいられないのか。ヨンは夜毎、警察に泊まり込んでは過去の暴力事件のファイルを読むのが日課になっている。そんなある夜、現金輸送車襲撃の一報が舞い込む。事件の担当を命じられたヨンは早速現場に向かう。

    犯行は計画的で緻密、人目につかない場所を逃走経路に選んでいるところから、ヨンは犯人には土地勘があると見る。その後もグループの犯行は続き、次第にエスカレートする。そしてついにはストックホルム駅構内のロッカーが爆破される。もともとは陽動作戦で、警官たちを爆破予告した場所に引きつけておき、その隙に離れた場所の銀行を襲う計画だった。爆発は想定外。レオが作った爆弾をロッカーに仕掛けたのはヤスペルだ。まだ十七歳のヴィンセントは、この事態に動揺する。フェリックスはヤスペルに詰め寄るが、レオはヤスペルをかばう。兄弟間にひびが入り始める。

    弟二人がグループから離脱を考えはじめるのをよそに、レオは新たな犯行計画を披露する。それを最後に、強盗を引退するという言葉を信じ、渋々参加した弟二人だが、思っていたような戦果が得られず、レオは更なる襲撃を口にする。そんな兄に対して、フェリックスは自分の思いをぶつける。兄貴のやってることは、異論を力で封じ込め、相手を自分の思い通りに動かそうとする、かつての父親と同じだと。

    人はなぜ暴力に訴えるのか。そこには理由があるはず。実際に起きた事件をその内部からながめることで、ことの本質に迫ろうとする、フィクションではあるが、限りなく事実に近い位置に身を置いて描かれた小説である。なんと、作者の一人は実行犯の兄弟の一人で、強盗には加わらなかったため作中には登場しないが、計画は知っていたという。それだけにあれだけ強かった兄弟の絆が、一度ひびが入ってから見る見る脆くなってゆく様が手に取るように分かる。そして、悲劇が待っていた。犯人の側にこんなに身につまされる小説を読んだことがない。上下二分冊。どちらもかなりの厚さだが、読ませる。

  • 実在の事件を下にしたという作品。

    スウェーデンでは2010年まで徴兵制が実施されていたので、一定年齢以上の男性は、基礎的軍事訓練は受けているという事になりますね。この作品は、そのことを知っていると、中身の理解が進みます。

    とはいっても、基礎訓練だけで、ここまでのことできるんですかね?あとは、才能と努力なのかな。

    上巻の最後で、いよいよ物語が動き始めます。下巻で、どういうように三人兄弟が追い詰められていくのか?期待です。

  • 暴力性と歪ながら強固な家族の話
    スリルはあるが似た空気感が続いて長い

  • 【所蔵館】
    総合図書館中百舌鳥

    大阪府立大学図書館OPACへ↓
    https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000940698

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著者プロフィール

アンデシュ・ルースルンド 1961年生まれ。作家・ジャーナリスト。ヘルストレムとの共著『制裁』で最優秀北欧犯罪小説賞を受賞。

「2013年 『三秒間の死角 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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