- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152034304
感想・レビュー・書評
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原尞が短編を書くとは!長編と同様に読みごたえありだ。沢崎は依頼に対して誠実に、しかも効果的に活動する。勘所を決して外さない。事態を見抜く鋭い力を作者から与えられている。どれもどちらかというとやるせない結末が待っているが、下手に隠すようなこともしないし、規定以外の報酬も決して受け取らない。探偵の矜持というより性分というものだろう。そこがかっこいいね。皮肉っぽい文章は相変わらずで、それもかっこいい。
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沢崎シリーズの短編集でふ。
サクサク読めまふよー。 -
どの話も面白かった。
設定がどれもちょいひねってあって。
「天使たちの」という本のタイトルが秀逸だと思います。
確かに、と思わされる。 -
探偵沢崎が活躍する短編集。この作品が初めての為、これまでの話がわからなかったが、主人公の渋さがたまらず楽しめた。
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1月18日読了。図書館。
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どこに天使がいたの?
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犯人への伏線がぜんぜん分からないので楽しめず。
私的ハードボイルドな登場人物は、不器用で自分の信念を曲げない男、である -
イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387157028.html)
(収録作品)選ばれる男/歩道橋の男/イニシャル"M"の男/二四○号室の男/子供を失った男/少年の見た男
日本推理作家協会賞候補(1991/44回)