愛と名誉のために (ハヤカワ・ノヴェルズ)

著者 : ロバートB.パーカー 菊池光

• 早川書房 (1984年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[fattycatloverさんの感想 · 2022年12月13日]

スペンサー・シリーズと勘違いして。

また間違えた。
しかも、前回の「スペンサーシリーズでない」作品は、
一応殺人事件が出てきてミステリーというか、
ハードボイルド？の要素があったが、
この作品に至っては、恋愛小説だった。

大学で運命の女性に出会うが、
大学を中退し、朝鮮戦争に行き、彼女に別れを告げられ、
自分を見失い彷徨い、再会する話。
べたべたのラブストーリーという訳でもないのに、
メロドラマっぽさを感じるのはなぜか。

朝鮮戦争中の保養休暇で、
東京に来て、品川駅近くのホテルに泊まり、
巣鴨駅の売春宿に行った場面が出て来たのには驚いた。

[winderさんの感想 · 2018年12月25日]

なんか浮気しちゃってゴメン。みたいな文学作品だったように記憶。海で石鹸で身体洗うシーンがなぜか記憶に残ってる。当時のパーカー熱の勢いで読んだんだろうなぁ。

[rcnさんの感想 · 2011年5月14日]

愛を失い、人生に絶望した男が誇りを取り戻し、再生する姿。女への思いを乗り越えるといった結末も期待したが。