フィンチの嘴: ガラパゴスで起きている種の変貌

  • 早川書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152079480

作品紹介・あらすじ

進化論発祥の地ガラパゴス諸島には、独自の進化を遂げた鳥ダーウィンフィンチがすんでいる。その嘴は「自然が作り出した工具」と呼ばれるほど多彩で精巧だ。ガラパゴスの中央に浮かぶ小さな溶岩の島で、研究者夫妻は、生きたフィンチを一匹一匹調べた。そして20年におよぶ調査の末に夫妻が直面したのは驚くべき事実だった。フィンチたちは刻々と変貌を遂げ、ダーウィンの予測をはるかに上回る規模と速度で進化していたのだ。化石の進化ではなく、ついに現実の進化を目撃した夫妻の研究を追った気鋭の科学ジャーナリストが、種を変貌させる自然の力の驚異に迫る。1995年ピュリッツァー賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 1995年ピューリッツア賞受賞。
    進化って、ダーウィンの時代にすでに終わってたことではなくて、
    今でも進行形なんやで、っていうやつ。
    ガラパゴス諸島で鳥類研究するピーターとローズマリーグラント夫妻の研究生活と研究についての話。題名の通り、フィンチの嘴を中心に観察考察される進化について。鳥屋だけでなく、自然全般オタ向き。
    とても面白い本です。
    再読本、10年以上前に読んでたんだが、
    翻訳文庫本を本オフで100円で見つけたので
    つい買ってしまった。
    やっぱり翻訳版はわからない単語が多くて
    いちいち調べたりせんとあかんのんで
    かなりめんどくさいが
    これもまた自分の血肉になるので
    ちまちまして努力していくしかないわな。

    今調べてみたら、オーディオブックの
    ダウンロード版がタダやった!!
    即DL(←オーディオブック大好き)

  • 進化の認識が変わった。

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