- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152079831
感想・レビュー・書評
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英国ロマンスだったのがどんどん超常現象SFになっていき,最後にどーんとメタフィクションになるという不思議なお話
プロットの盛り上げ方は丁寧で,書き方も一流.でも読後に得られたものはなかったかも.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いやプリースト。またやられた。一筋縄ではいかないのを知っているから「騙されるものかッ」と読んでいたのにヒラリと、華麗に、「ええっマジで?」というラスト。序盤は情緒たっぷりと芋臭い恋愛話で、逆にこれをどう読むべきがとドキドキしながら読んでいたら、急展開。グラマラスなのは何よりプリーストであった。
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今まで読んだ本の中で一番びっくりした本。
前半つまんないけど我慢して読んでよかったー。 -
プリーストの不思議な世界。見えるということ、存在するということはどういうことなのか?居ても見えないこと、見えなくすることが、可能なんだろうか?そうだ、人が自覚しないと結局居ないのと同じ。すなわち見えなくすることは可能なんだ。
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プリーストの評判を聞いて読んでみた二冊目。
でも、私には合わなかった・・・
まずスーにイライラしっぱなし!お陰で、どうなろうと勝手にしてよ!と、読みながらもイライラ。
ラストの意外な展開には目が点になりましたが、それでも最後までイライラしてしました。 -
前半はド・ストレート。しかし中盤から思いもよらないところに連れて行かれる。実際それを期待して読んだのだけれど、ちゃんと予想を越えてくれ、さらに終盤もう一回奇妙に旋回する。そしてそしてこの読後感。うー、すごいっす。