異端の数ゼロ: 数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念

著者 : チャールズ・サイフェ 林大

• 早川書房 (2003年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[xさんの感想 · 2005年10月30日]

数学がすごく苦手だった。大好きだったのに、血反吐を吐くほど頑張っても駄目だった。そんな私でも解りやすく理解でき、物凄く楽しく読めた一冊。
SF好きにも文系にもお薦めできるし、歴史学的要素も盛り込まれている。
そして最後に読者は迫られる。
「零の彼方に貴方が見るのは、無か、無限か？」

[ぴあにっしもさんの感想 · 2005年9月30日]

この暴走をこの概念を誰が認識しきることができるでしょう。

[jinさんの感想 · 2005年6月12日]

数学者が最も恐れる数字、ゼロ。数式を一瞬で破壊するゼロの誕生、そしてその性質まで。理系でなくても楽しめる本です。