- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152087201
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
"それに最初に気づいたのは何人目のわたしだろう?
何人目という考えももう意味をなくしてしまったけど。"[p.188] -
分裂と潰しあいが繰り広げられて、ふざけんなと言いたくなるかもしれない最後。
すべての根元は所詮虚無だと笑えばいいか。 -
どんどん加速度的に世界がおかしくなっていく
その中で「わたし」はあいかわらず無頓着で
次第にあらゆるものから自由になっていく、無敵になる。
そして世界は壊れない、あるがまま。
どこか仏教の悟りのような境地にいたる。
同種のテーマを描いたマンガも
あそこまでの境地に至ったマンガもなかなかないと思う。
面白い。
しかし、最後の最後のあれは、どうも、ね
作者の中ではあれは、今までの脈略でつながり
どこかで、繋がりのあるものなのかもしれない
けど、自分には投げてしまったように思えて仕方ない。
ふざ
けんな -
ラストにびっくりしました。“・・”の使い方流石だなぁと思いました
-
最後のそれがやりたかったんかい!!
-
ある日突然わたしの分身が現れ…というSFコミック。よくある終りなき日常系の話かと思って読んでいたら、最終章からの怒涛の展開に完全にやられた。全てを赦してきた主人公が思わず「ふざけんな」と叫んだ衝撃の結末に大驚愕!!。まさに「ふざけんな」w。
-
ふざけた世界のふざけた恋人達。束の間の逃避行。それでも彼女は笑うんだ。そうして、世界は回転する。それはもう美しく鮮やかに軽やかに。何かの冗談みたいに。
-
壊れてる。
死んでも再生している。
たくさんの自分がいる。
パラレルワールド的な。