イリアム (海外SFノヴェルズ)

著者 : ダン・シモンズ 酒井昭伸

• 早川書房 (2006年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[chiro128さんの感想 · 2007年1月24日]

2段組み７５０ページを越す分厚い本。トロイ戦争をベースにした壮大な物語。本日読み終えた。
途轍もない想像力の持ち主だ。「ハイペリオン」シリーズでも感じたけれど、今回もすごい。地球、火星、木星の衛星、というところから始まって、ついには神様軍団対全人類の戦い、ということになりそうなんだけれど、そこまでで今回の本はおしまい。続きはすでに英語では読める「オリンポス」に続く。いざ、これからというところで終わるその様は丁度「エンディミオン」の終わりに似ている。次が待ち遠しい。

[slkyさんの感想 · 2006年11月4日]

長い、重い、訳判らない。でもすごーく面白かった。アカイア、トロイア、木星、シェークスピアのソネット、オリュンポスの神、火星、プルースト、ソニー、プロスペローなんでこんなものが1つの物語になるんだ・・

[タメゴロー。さんの感想 · 2006年10月17日]

意外とキリよく１作めがおわってよかった……。これでイイところで寸止めなんて耐えられん。

[ぞえぞえさんの感想 · 2006年9月30日]

続きが読みたい。高い（３０００円以上する）けど面白いです。
日本のＳＦだと歴史もので、海外だと神話ものがお好みです。