正当なる狂気 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

  • 早川書房
3.50
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本棚登録 : 18
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152088673

感想・レビュー・書評

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  • もうこのシリーズの続きは書かれません。
    どうやら著者はもうこの世の人では亡くなってしまったから。

    まあこの本を手に取っているお方は
    すでに知っているでしょう、ハードボイルドと
    銘打っていますが異端も異端です。
    節操のない暴力、性表現…悪の華満開ですとも。

    今回は例の通りの事件の進みかた
    しかしながら背後にはとてつもない犯罪が
    見え隠れしているのです。

    ただ、希望があったのは
    シュグルーの関係者が比較的
    幸せ(?)なことかな。

  • クラムリーも衰えたなあ。。。

  • 私立探偵、シュグルーシリーズの3作目。と言っても、前作から12年開いているそうなので、「シリーズ」という感じはしない。「さらば甘き口づけ」が、シュグルーが登場した第一作であるが、もう20年以上前の話のような気もする(調べればもちろん正確に分かるのだけれども、別に何年前の作品だったか、っていうのは重要ではないので調べない)。ストーリーも、完全に忘れてしまっているけれども、すごく面白いミステリーだった、という記憶は強烈に残っている。この本は、どうだろう。ミステリーとしては、そんなに出来が良くない気もする。しかし、それでも、クラムリー独特の表現やストーリー構成、あるいは、久々のシュグルーの狂ったような行動、など、クラムリーファン、シュグルーファンにとっては、一気読み必至の本だ。

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