- Amazon.co.jp ・本 (459ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152091420
作品紹介・あらすじ
数をめぐる脳内ネットワークの不思議な実態を明かす明著登場。数の脳内処理に関する第一人者がさまざまな実験の豊富な実例を駆使して、ヒトや動物の数を扱う能力=「数覚」とその意外な実態について綴る、脳科学ファンも数学ファンも必読のポピュラー・サイエンス。
感想・レビュー・書評
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授業で取り扱いました
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時々、こういうサイエンス系の本を読みたくなる。視覚・聴覚・味覚などが優れている人は、身の周りにいたりするのでピンと来やすいが、数字に強い「数覚」という才能・センスがあるんだよというお話し。この感覚は動物にも、赤ちゃんにもあるらしく、カラスや熊などは、少しの数なら数えられる(ようだ)。ただし、テレビで足し算できる動物が紹介されたりするが、それは眉唾らしい。やはり感覚なのだろう。人に数覚があったことでコンピュータが発明され、宇宙にさえ飛び出すことができる。数学ではなく数覚と考えると、ちょっとだけ親近感がわく。
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数学には直観が必要だと何となく思っていたところを、とてもつぶさに検討してくれていて、とても説得させられた。本書を読んで良かったのは、とはいえ、数学は、直観に完全に寄り添っているわけではないということ。そこのネットワークをつなげることが、人類の発明した数学の世界への門を開くのだということ。
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図書館
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神様は数学者だ。と言うのは大抵数学者なので、嘘臭いなあと思っていたのだけれど、数学者とは頭の良い象徴のような職業なので、裸の王様を見た大人よろしく黙っていた。ところがそこに、神経科学者がやって来た。おまけに王族(元数学者)の出身だそう。そんな彼は言いました。数学者も結局、進化の産物である脳で考えていますよと…そんな本です。
同じことを日本の解剖学者が「唯脳論」と名づけてたのを、これを読んで思い出した。 -
興味が湧くテーマだが、後半難しい
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味覚・視覚・聴覚とおなじように備わっていると考える「数覚」確かに、他者を感じることは数えることから始まるのだ。
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数字に対する感覚は実に不思議。
赤ちゃんの頃からそれを持っているらしいし、脳のその部分が壊れると単純な計算すらできなくなることもあるとか。