グランプリ

著者 :
  • 早川書房
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152092182

感想・レビュー・書評

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  • まず一話ずつ競輪選手にスポットを当ててG1を勝って、最後のケイリングランプリに出場する選手がわかっていく。
    そして最後にグランプリ、誰が勝つのか、ここまで読んできて誰を応援するのかは読者次第ってのがいい。
    最後は誰が買ったのか・・・
    オイラとしては珍しい白黒ついてない終わり方でも納得できた小説

  • 題名のグランプリとは、年末に開催される競輪日本一決定戦「KEIRINグランプリ」のこと。
    出場を目指す各選手にスポットをあてて、グランプリまでの1年が語られる。全然詳しくない世界だけに面白かった。競輪って、公営ギャンブルの中で唯一自分の体力だけで戦うものなんだなと、改めて気づいた。トレーニングの過酷さは想像を絶する。

著者プロフィール

1951年、愛知県名古屋市生まれ。大学在学中から、アニメ、SFの企画に関わる。77年、日本初の本格的スペース・オペラ『クラッシャージョウ 連帯惑星ピザンの危機』で小説家デビュー。以後SF、格闘技、自転車など様々な分野でベストセラーを送り出している。代表作に『クラッシャージョウ』シリーズ、『ダーティペア』シリーズ、『神拳 李酔竜』シリーズ、『暗黒拳聖伝』シリーズ、『じてんしゃ日記』シリーズ(一本木蛮と共著)、『ヒルクライマー』など。07年から09年まで日本SF作家クラブ会長を務める。テニス、スキー、バイク、自転車など多彩な趣味でも知られる。40代で体重増加に伴う生活習慣病の症状に悩まされるが、齢50にして一念発起、ロードバイクに熱中する。その後、わずか2年で24キロもの減量に成功、体質改善にも成功した。その過程は『自転車で痩せた人』『ヒルクライマー宣言』などの著書に詳しい。今も週に200キロを越える距離を走り、レースに参戦する現役ヒルクライマーである。現在の愛車はスペシャライズドSワークス ルーべSL3 Di2仕様。

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