- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152095732
作品紹介・あらすじ
話がうまく通じなかったり、よかれと思ってしたことが悪いふうに取られたりすることってありませんか? 社会心理学者の著者が、「誤解」の原因とその解消法を示す、ストレス社会に必読の一冊!
感想・レビュー・書評
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誤解の心理学
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これは何度も読みたい!
思い込み、認知の特性、それが人にとって当たり前であること、そこからの脱却方法がわかりやすく書かれている。
気づきと気づいた時の取り決めをしておくことが思い込み、偏向を防ぐというのは非常に良い研究結果を目にしたと思える。
それ以外の色々な人の印象に関するバイアスの説明およびそういう見方をしてる人の対応方法と実践しがいのある内容でした。
人にわかってもらえない、自分や他人を理解したいと思う人にも読んでほしい一冊! -
本書の目的は「他の人が自分を実際にはどのように見ているのかを理解し、言葉や行動を(必要なら)変化させることによって、自分が本当に送りたいと思っているシグナルを発信するための方法をお伝えすることです」。
人は自分自身が思っているほど他人に理解してもらおうと努力をしていないし、また自分自身のこともわかっていない。 -
「だれもわかってくれない あなたはなぜ誤解されるのか」
この本を読んだ自分がまさに誤解されそうだが...
人は思った以上に色メガネをかけていて、自覚のない人だっている。視力の矯正は時々によって自分でやるしかなさそうだ。どうせメガネをかけるならお洒落なダテメガネをかけたいものだ -
No.828
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透明性錯覚をはじめ社会心理学の現象,理論がきちんとキーワード強調つきで出てくるので,大学で専門的にやろうかなーと思う人向けのゆるいイントロor参考図書にはいいかも。もちろん一般書としてもOK。対人認知,偏見,ステレオタイプ,制御焦点の話も出てくる。
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請求記号:361.45/Ha 図書ID:10047870
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本のはじめにを読んで、どうも自分が周りから誤解されていると感じるときや、意図したとおり伝わらない。と言う歯がゆさやジレンマは誰でも経験があると思う。それの理由と予防などについて書いているのかと思ったが、どうもストレートにはその答えが書かれていないように感じた。
しかし、人は頭で認識するかなり前に、体ではどうもおかしいとストレス反応があるという事がわかるトランプの実験や、人の行動を左右するのは無意識の療育がかなり強く影響している事のどの実験は面白かった。