リラとわたし (ナポリの物語(1))

  • 早川書房
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本棚登録 : 331
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152096982

作品紹介・あらすじ

本好きで真面目なエレナと、天才的な頭脳を持つ反抗児リラ。十歳で出会ったふたりは、惹かれあい、反発しあいながらも、変わりゆく1950年代のナポリで成長していく。ジュンパ・ラヒリをはじめとする多数の有名作家・書評家を熱狂させた波瀾万丈な友情の物語!

感想・レビュー・書評

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  • 何回か挫折しかけて、ようやく1巻読了。男友達の名前多すぎ。ただ舞台となる貧しいコミュニティから出ていこうと勉強を続ける主人公と、自分より優れている親友の関係が痛いほどわかる。2巻以降にも期待。

  • 「自分の意見は断固主張しながらも、非の打ち所がない普段の行いによってあらゆるひとたちから信頼を得てバランスを取るのだ。」(376頁)

  • 前半、どうも感情移入できず、読み進めるか迷ったが、後半面白くなった。
    続きが読んでみたい。むしろ今後が面白くなりそうな予感。

  • エレナとリラ、ふたりの少女の物語。4部作の1作目。作者は主人公と同じ名前だが、半自伝的作品?続きは読むか検討。

  • 感情移入できず読み進められなかった。
    後半が面白いと口コミを見たので、またいつか再挑戦したい。

  • 孤高のリラと、そんな彼女をいつも追いかけてしまうエレナの友情の物語。4部作の1冊目。
    ただただ周りに翻弄される幼少期から、諦めも含めて道を選択していく思春期までを描いている。
    評判の割にどこから面白くなってくるんだろう、、と諦めそうになりつつも読んでいると、主人公達の不器用(でも、どこか自分にも経験があるよう)な毎日が、どう変化していくのか、段々のめり込んでしまった。
    残り3冊を読み進めるには少し腰が重たいが、これからの展開が気になる。

  • 読むのをやめるのに苦労する小説は久しぶり。女の人じゃないと書けないなあ。

  • 続きが早く刊行されますように。

  • ナポリの乾いた熱い空気、海の青、苛ついた街の閉塞感。生き生きとした文体と主人公たちに惹きつけられて一気読み。衝撃の巻末に呆然としながら、続編の出版を焦がれている。(読了後直後の感想)
    読み終えてから2週間が経過してるのに、印象的な文章が多いからか、日常生活でふといろんな場面の断片が蘇る。イタリアの名前が似ているのでなかなか覚えられないのに、人物を読み分けられる翻訳が素晴らしい。

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