と、ある日のすごくふしぎ

著者 :
  • 早川書房
4.07
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本棚登録 : 368
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152099693

作品紹介・あらすじ

SF世界観の中、突拍子もない人々が躍動する――ささやかな超能力をもつ少女、即身仏になりたい兄、騎馬戦に命を賭ける少女達とロボット。《俺マン》《このマンガがすごい!》にランクインし、マンガ、カルチャー、アート各方面から評価を受ける著者の渾身作。

感想・レビュー・書評

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  • 娘がこの作者さんのファンなので
    読ましてもらった

    3ページくらいの短編を盛り合わせで
    凄い量を載せている

    発想が凄い斬新で絵のタッチもアーティスティック
    すごい面白い(*´∇`)

    ほんと【はっ?】【あっ?】っと脅かされる

    そういや脅かされると言えば職場の後輩で
    【めちゃくちゃいい加減な後輩】がいて…
    俺がこの間現場でいきなり背後で鳴かれ、驚き振り替えったらそこにヤギがいた…
    そのエピソードを話ながらヤギの写真を 後輩に見せたら
    【へぇ~…それ…なんですか?…鹿ですか?…】

    そのくらいの衝撃…
    40すぎで小さい子供がいて…シカとヤギの違いが分からない…

    仕事でやらかした大惨事になったミスもコイツは忘れるし…なんならよく行くパーキングに風呂があり
    (たまには帰りに入ってみたいな)と俺がぼやいたら

    【あっ…俺連休中の友達と旅行中に利用しましたよ!】
    と言うので
    (どうだった?良い感じだった?)と質問

    そしたら小首を傾げながら
    【ぃや…俺…そういうの覚えてないんですよね…】

    そのくらいの衝撃…

    そう…生きてりゃなんとかなるらしい(笑)
    そうだな…前を向いていこうな
    下向いたら涙出ちゃうもんね
    キラキラ光るから宝物かと思ったら俺の涙だったみたいな…

    駄目だ無理やり彼を理解しようとしたが
    やはりできない(笑)…

  • 『と、ある日のすごくふしぎ』な物語がたくさん詰まった作品。シュールだけどギャグと相まって、意外にサクサク読める。"絵"も柔らかい感じがして、結構良かった。

  • 宮崎夏次系が架空の小説を漫画化 「SFマガジン」新連載始動!|Real Sound|リアルサウンド ブック
    https://realsound.jp/book/2021/02/post-713573.html

    と、ある日のすごくふしぎ | 種類,単行本 | ハヤカワ・オンライン
    https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014631/

  • 本書は、宮崎夏次系の「と、ある日の」というフレーズで始まる短編作品(SFマガジンに約7年間:2013年10月~2020年10月連載)を一冊に纏めたもの。現在もなおSFマガジンでは宮崎夏次系の短編作品が継続して連載されているが、「と、ある日の」というフレーズは無くなっている。最近の漫画単行本では、表紙カバーを外すと表裏表紙に作品が書かれている機会が多い。流行っているのかな?本作品では描き下ろし作品が描かれている。また今回、宮崎夏次系が同郷の女性漫画家であることを初めて知った。宮崎作品と言うと何かカッコいいね。

    全体的にほんわかしているが、よく読んでみるとシリアスな内容のものが多い。SFマガジンの中では丁度良い位置付けで存在している。時には、手にして一番最初に見ることもある。いつまでも連載が続いてくれればなぁと思う次第である。

  • 帯「世界からはみだしても、きみはひとりぼっちじゃない。」
    短編32編。
    SFマガジンは立ち読みくらいでしか知らないが、ほんのりとした「逸脱ぎみ」が「しっくり」きてただろうな。

  • 着眼点が鋭い。ポップで異質な笑いを通り越した「世界からはみだしても、きみはひとりぼっちじゃない」という帯が励ましてくれる。何年か後に読むとまた少し別の感想を得るだろうと思った。

  • 不思議が世界観だけど、クスッて笑える
    絵がとても好き

  • 不思議でカオスだけど、どこか刺さるものがある。
    良かった!

  • 今回の短編はほぼ「???」で終わるものが多かった。
    夏次系で初めて丸一冊泣かなかったかもしれない

  • かわいい、おもしろい
    メルヘンな思想の強さを求めてる人は是非

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著者プロフィール

漫画家。著書に『夕方までに帰るよ』『変身のニュース』(第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門「審査委員会推薦作品」選出)『僕は問題ありません』『ホーリータウン』『夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない』『アダムとイブの楽園追放されたけど…』(以上すべて講談社)、『培養肉くん』(KADOKAWA)、『なくてもよくて絶え間なくひかる』(小学館)、『と、ある日のすごくふしぎ』(早川書房)がある。最新作『あなたはブンちゃんの恋』を講談社「モーニング・ツー」にて連載中。画集に『変な夢を見た』(講談社)がある。

「2021年 『ハルには はねがはえてるから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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