白熱光 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ 5012)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784153350120

感想・レビュー・書評

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  • 昨年末からだらだら読んでいて漸く読了。年末年始は付き合いが多くてなかなか本を読む時間が取れない……。
    奇数章と偶数章で別々のストーリーが展開する。どちらも『探索』が重要なキーワードになっている。
    やや解りづらい箇所もあるが、詳細な解説がついているので大抵の疑問はそこで解決すると思われる。
    個人的には偶数章の方が好みだった。

  • ちびっこ異星人が独自に科学水準を上げていく様は、アシモフの神々自身を彷彿とさせる

    イーガンにしては読みやすい

    解説が必須。解説を読んではっと気付くところがある

  • 2014年読了1冊目。ハードすぎて時間かかった。超テクノロジ種族と、科学の発展途上の種族のストーリーが対比して進む。読者は後者の科学発展過程をつぶさに見ていく趣向で、これがなかなか読みごたえあり。
    一方で前者の超テクノロジーは、旧作「ディアスポラ」の発展形だが、孤高世界が敷設した銀河内ネットワークに、融合世界の人達がタダ乗りして移動するのに暗号鍵不足で移動・実体化出来ぬなどの設定が、あこれはスタトレの「転送」理論の精緻化だなあ、などと変なところも楽しんで読めた。さすがイーガン。

  • だめだ、手強すぎる。後半、なんとなくしかわかりませんでした。

  • ハードSFは、雰囲気だけ楽しんでます(難しいコトは判ってないので)。。。

    早川書房のPR
    「現代最高のSF作家イーガンの8年ぶりの長篇。遙かなる未来の宇宙を舞台に、人類の子孫の旅と、奇妙な世界の異星人の活躍を描きだすハードSF。
    はるかな未来、150万年のあいだ意思疎通を拒んでいた孤高世界から、融合世界に住むラケシュのもとに、使者がやってきた。衝突事象によると思われる惑星地殻の破片が発見され、未知のDNA基盤の生命が存在する可能性があるというのだ。その生命体を探しだそうと考えたラケシュは、友人パランザムとともに銀河系中心部をめざす! 周囲を岩に囲まれ、〈白熱光〉からの熱く肥沃な風が吹きこむ世界〈スプリンター〉の農場で働くロイ--彼女は、トンネルで出会った老人ザックから奇妙な地図を見せられ、思いもよらない提案をもちかけられるが……現代SF界最高の作家による究極のハードSF。」

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著者プロフィール

1961年、オーストラリア西海岸パース生まれ。SF作家。西オーストラリア大学で数学理学士号を取得。「祈りの海」でヒューゴー賞受賞。著書に、『宇宙消失』『順列都市』『万物理論』『ディアスポラ』他。「現役最高のSF作家」と評価されている。

「2016年 『TAP』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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