ラジオ・エチオピア

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 47
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163219806

作品紹介・あらすじ

ワールドカップに沸いたあの夏、僕と彼女は何度嘘をつき、傷つけ、愛し合っただろう。ベストセラー『水曜の朝、午前三時』に続く大人のラブストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • まったく共感できない主人公と、当時は最先端であったであろうアイテム。雰囲気だけでもっていこうとしても、ついていけない。ちょっと良いのはタイトルぐらいかな。

  • 捉えどころのない小説。作者の年代的なものなのかな。
    バブリーなにおいがそこはかとなく。

    オシャレな会話をしているつもりで、軽薄なだけの二人のやりとりが鼻につく。

    はるかのトリッキーさが怖い。愛は盲目。とはいうものの、「あたし、オシャレでしょ。あたし、アゲマンよ。」的な発言が(そんな直截的な発言はないものの)、どうなんだ?と。

    男も男で、妻子あるのに「はるか」にのめり込む感じが不誠実でなんかイヤ。

  • 不倫の妄想。
    どきどきしながらガーッと読んでしまった。
    バッハが聴きたくなった。

    バッハ、モーツァルト、アニー・エルノー、ロラン・バルト、
    私も主人公と同じように彼女にハマってしまうと思った。

  • タイトルを見て、「おっ、パティ・スミス!」と思い読んで見ました。結論を言うと内容的にはまったく関係なく、パンクでなおかつ詩的なものを期待していた僕には残念ながら期待はずれ。勝手に思い込んで読んではだめですね。大人のラブストーリー、なんだとは思いますが自分にはよくわかりませんでした。ので、未評価。

  • ワールドカップに沸いたあの夏、僕と彼女は何度嘘をつき、傷つけ、愛し合っ
    ただろう。ベストセラー『水曜の朝、午前三時』に続く大人のラブストーリー。

  • 完全な衒学。オナニー小説です。…だけど、何回か読んだな。

  • タイトルと表紙の写真に惹かれて買ってみた。まあ特別に面白いというわけでもつまらないというわけでもなかった。それなりに感じるものはあったが、一度読めば十分というかんじ。

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著者プロフィール

1959年、秋田市生まれ。立教大学卒業後、新聞社、出版社に勤務。2001年に刊行したデビュー作『水曜の朝、午前三時』が各紙誌で絶賛されベストセラーになる。他の著書に『八月十五日の夜会』などがある。

「2023年 『美しき人生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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