夏のくじら

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 393
感想 : 92
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163273303

感想・レビュー・書評

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  • 土佐よさこい。青春。
    再会できてよかったね。
    踊りのシーンはよく分からなかった。
    大会当日はバタバタしていることだけが伝わった。

  • 土佐のよさこい祭りを舞台にしたお話で、
    よさこい祭りの参加者がどういう想いで参加しているのか、
    というのが分かって良かったと思う。
    あと、主人公の憧れの女性がどこにいるのか、
    というミステリー仕立ての部分も同時に進行していって、
    そっちがどうなるのか、というのも気になりつつ
    読んでいくのが楽しかった。
    最後の最後は、「もうちょっとだけ読みたいのに」と
    いうところで終わるのがいいかと思う。

  • 高知よさこい祭りを舞台にした青春小説。知らないことが多くて読み進めるスピードは遅くなったが、話としては好印象。本番に向けて盛り上がり、そして終焉が見えて行く様子が感じられた。

  • 暑い夏の熱い青春ストーリー♪高知のよさこいを舞台にして、恋と夢が華やかに熱く咲いている作品でした。夢中になれるものっていいなぁ。理屈や損得抜きで凄いものは凄いし、楽しいものは楽しい。きっと終わった後の充足感はとんでもないのでしょうね☆見たことのないよさこいですが、とっても見たくなりました。念願の彼女に会えて良かったね♪やる気のなかった最初が懐かしく感じる読後でした。

  • 都会から、祖父母の住む高知の大学生になった篤史
    少年時代から長い夏休みを一人で送り込まれた馴染み
    ではあるが、望んできた場所ではない複雑な感情をもたらす高知にきて、従兄弟の多朗に誘われて中学時代に”よさこい”に参加したのだが・・・
    最後に気まずい状況になり、足が遠のいたのに周囲に驚かれながら高知の大学に進学して、再びヨサコイチーム立ち上げスタッフとしてなし崩し的にかかわりを深める
    巻き込まれて物語が進んでいるのでもなく、やはり高知に来る理由もあった篤史だった
    最初は読みずらいというか、居場所が無い気まずい主人公の気持ちに感染して、あまり良い印象でないのですが、結局この一年間の間に読んだすべての本より良かったです!
    好きです♪こういう物語!カミサンに薦めたさ(笑)

  • ちょっと興味が持てなくて・・・。

  • 高知のよさこい祭りって、名前は知っていたけどこんなに楽しく熱いものだったんだ!と新鮮な驚き。
    参加費を払ったり食料を用意したり、ほとんどがボランティア。賞にもお金があるわけではない。それでも、ただひたすらに踊る人々の美しさ。
    頑張った結果に必ず見返りを求めたり、そもそも見返りがなかったら頑張れない人は、決して少なくない。求めなくても頑張れる、それほどの魅力にとりつかれた人は、本当に見ていて胸が熱くなる。
    一度で良いから本場のよさこいを見てみたいと思った。

  • よさこいと恋の話。
    よさこいはなんとなくしってるものだったけれど、この本を読んで、よさこいにかける意気込みや熱意が伝わってきた!
    篤史の恋はどうなるのか、わくわくどきどきが止まらなかった!
    出会えたあとの続きが読みたかったなぁ~

  • 夏にぴったりの青春小説。よさこいについては全くの無知だったんだけど、よさこい見てみたいなーと思った。真剣に何かに取り組んでいる人はなぜこんなに眩しいんだろう。いずみさんの正体はうーん…って思っちゃったけど…2011/328

  • ★2.5

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著者プロフィール

大崎梢
東京都生まれ。書店勤務を経て、二〇〇六年『配達あかずきん』でデビュー。主な著書に『片耳うさぎ』『夏のくじら』『スノーフレーク』『プリティが多すぎる』『クローバー・レイン』『めぐりんと私。』『バスクル新宿』など。また編著書に『大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー』がある。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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