司馬遼太郎の歳月

著者 : 向井敏

• 文藝春秋 (2000年8月1日発売)

作品紹介・あらすじ

敗戦の日の、二十二歳の自分に、手紙を書きおくるように、この作家は小説を書きつづけた。晩年の思索のすべて。

感想・レビュー・書評

[etrek7さんの感想 · 2018年10月22日]

久しぶりに司馬遼太郎に関係する本を読む。「司馬遼太郎のかたち」以来の深みがあった。「街道をゆく」で気に入っていた「モンゴル紀行」、「愛蘭土紀行」、「南蛮のみち」が取り上げられており愉快であった。

[「おやっさん」さんの感想 · 2009年11月2日]

司馬さんの書いた膨大な作品を読み解き、司馬遼太郎という人間の本質を書き著した秀逸な作品である。