驚くべき天才の胸もはりさけんばかりの奮闘記

  • 文藝春秋
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163580203

作品紹介・あらすじ

両親を失った21歳の男が8歳の弟を育てるはめに!?40週連続・全米ベストセラーリスト入り、『タイム』誌ベストブック、ピュリツァー賞候補、『NYタイムズ』編集者の選ぶ「今年のベスト10」-とにかくあきれるくらい話題沸騰の"驚くべき"回想録。

感想・レビュー・書評

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  • ザ・サークルに一撃でやられたので、処女作を読んでみる。自分にとってはこれピュリッツァー賞候補か?という内容ではあったけど、本編で省略したかなりの量の文章を盛り込んだり、事実とは違う箇所(そもそも回想録に多少の誇張や歪曲はつきものだしわざわざいらないと思うが…)や読み飛ばし可能な箇所を事細かに説明したりしている膨大な「前書き」、テーマ解説や本を書くのにかかった経費のリスト、ホチキスのイラストのおまけなどを盛り込んだヘンテコな「謝辞」など、全体として遊び心があって形は面白い。

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著者プロフィール

作家、編集者。両親を早くになくしたがために幼い弟をひとりで育てることになったいきさつを書いた青春小説のような回想録『驚くべき天才の胸もはりさけんばかりの奮闘記』(文藝春秋)でデビュー。文芸雑誌の編集や社会活動に積極的にかかわりながら小説も手がける。『王様のためにホログラム』『ザ・サークル』(以上、早川書房)は映画化もされた。

「2019年 『あしたは きっと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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