音の影

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163659107

感想・レビュー・書評

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  •  指揮者である岩城宏之さんのエッセイです。作曲家のアルファベット順で……ということなのですが、やたらBが多い。ブラームス、ベートーベン、ブルックナー、バッハ……。

     主にドイツなどで活動してきた生の声がなんとも面白い。
     しかし、音楽を文章で表現することの難しさといったら。私も知ってる曲だったら、例えばブラームスの交響曲第1番の1楽章ね、うんうん、このことだなと一発で思い浮かぶのに、全然知らない作曲家の全然知らない曲だとなんだよコレッ!と即スルーなわけで。

     それでも、クラシックやオーケストラにまつわるエピソードがたくさんあって楽しかったです。
     噂には聞いていたけど、新任の指揮者を試すのに、オーケストラがわざと半音上げたり半音下げたりして演奏する、っていうのあるんですね。下手くそホルン吹きのオイラには一生できません。

  • 資料番号:010852366
    請求記号:760.4イ

  • 2008.1/13.登録済

    001.初、並、カバスレ、帯付
    2011.12/20.松阪BF

  • 岩城宏之 上野芸術大学在校時の話とかもありました。

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著者プロフィール

1932-2006。東京藝術大学在学中にN響副指揮者となり、56年デビュー。以後、世界のトップ・オーケストラを指揮。エッセイストとしても知られ、著書に『フィルハーモニーの風景』『音の影』など多数。

「2023年 『指揮のおけいこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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