私はこうして発想する

著者 :
  • 文藝春秋
3.35
  • (8)
  • (30)
  • (70)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 265
感想 : 31
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163676104

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • BBTの宣伝の本

    ・現在のようになった歴史を学ぶとネットワークを考えると他にはないものをつくるという3つは不変なのだなと改めて思えた

  • 津田沼ブックオフ

  • 1

  • 時間があれば

  • 大前流・思考のフローチャート
    メソッド1 先入観を疑う
    メソッド2 ネットワークから考える
    メソッド3 "他にはないもの"を目指す
    メソッド4 歴史から教訓を引き出す
    メソッド5 敵の立場で読む
    メソッド6 討論する

    ○21世紀は「答えのない時代」になった
     「前例に倣えば良かった時代」ではないため
     「発想する技術」こそ重要なスキルになる。

    ○デンマークの教育施策
    ・「Teach」という概念を否定しましょう
    ・教育とは「Learn」

    ○ネットワーク思考
    ・「無任所中立」
    ・「有利なネットワーク」
    かどうかが、インターネットユーザにとって重要な視点

    ○CNNの事例
    1.どういうものを誰に提供したいかというイメージがクリアなこと
    2.顧客に届けるためのネットワークは常に最新のもので、品質がよく、コストが安いこと
    3.コンテンツそのものの安定した制作能力があること

    ○「南方講話」以降の中国の年表は◎P.117

    ○逆に言えば、北京や上海などで反日デモが起きたのは、市長がそれを認めたということであり、ひいては中国政府公認の行動だったということです。中国の自治体の首長は公選ではなく、共産党が任免権をもっているのすから。P.127

    ○東京裁判というのは戦争犯罪人の裁判であり敗戦国はそれを甘んじて受けないと降伏した意味がない。
     無条件降伏をしておいて戦争裁判でA級差戦犯とされた人たちを英霊として後世の指導者たちが拝んでしまうのでは反省していないととられてもしかたのない一面があるのではないか。
     しかも戦後30年以上、A級戦犯は靖国には合祀されていなかった。昭和天皇はかつては毎年夏に靖国神社に言っていたものが、A級戦犯が合祀されてからは行かなくなった。
    <対案>
     ・A級戦犯の合祀はやめる、参拝のための場所を別につくるべき
     ・「天皇による国家」の戦争に倒れた人を守護神として祀るのが靖国神社。
     ・英語では「靖国ウォー・シュライン」(靖国戦争霊廟)
     ・千鳥ヶ淵の戦没者墓苑を整備し英霊を祀るのが筋

    ○韓国の近年の状況 P.161

    ○松井証券社長の松井さんの話
    「経営というのは選択です。和ではない。私に反対する人は排除します」
    「その代りその選択には責任がある。後に間違ってることがわかればクビになります。その時には当時「間違ってます」と言った人を社長にすればいいんです」

    ○実は21世紀の社会で成功したいと願えば、すべての人がこのプロセスを辿らなければなりません。理由は簡単。経済・社会・世界を動かしている法則、FAW(=Forces At Work/変革の背景で動いている力)が20世紀とはバッpン的に変わってしまったからです。
    (1)変わらなくてはいけない、という考え方を持つ
    (現状ではいけないという危機意識)
    (2)どのように変わるのかを考える
    (方向性、内容、代案の利害得失を考え選択する)
    (3)どうしたら変われるのかを考える
    (手法、技法、パートナーの存在など)
    (4)後戻りせず、さらに前進する方法を埋め込む
    (退路を断ち、前進を加速する)

  • まとめの章があればいい。たいした内容の本では無かった。しかしネットワークと言う切口は納得がいく。

  • 大前流アイデア発想術。
    「先入観を疑う」・・・少子化でも遠隔教育でビジネスブレークスルー大学院大学(BBT)。。。
    「ネットワークから考える」・・・一番有利なネットワークを使うオートバイテル。。。
    「”他にはないもの”を目指す」デルの売り方。。。
    「歴史から教訓を引き出す」・・・日米経済戦争の歴史。。。
    「敵の立場で読む」・・・顧客の立場に立ってみる。。。
    「討論する」・・・多人数の討論は本当に難しい。輪読会のススメ。

  • 自分にとっては、発想方法というよりも、そこで取り上げられている事例についての知識が学べた本。

  • 大前研一氏の著書は好き嫌いがハッキリ分かれると想像する。好きな人はどの作品を読んでも、それぞれに強烈な危機感を煽られるのではなかろうか?ただ、危機感を持った後の行動も二分すると思う。あとがきにもあるように、著者作品全般のターゲットは新しい発想をし、新しい行動を起こそうとする人々だ。要は、何か新しい発想をした後にいかに行動に移すか、いかに跳ぶか。大切なのは危機感を持ったら何かしら実行する勇気(覚悟)を持ってもらいたい!というのが著者の読者に対する切実な願いと受け取る。改めて行動に移し、跳ぶ覚悟を迫られた一冊!!図書館利用。

  • ユニークな発想を生み出す6つのメソッドを、実例を挙げて解説。あとは練習、練習。

全31件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1943年、福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。(株)日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。 以来ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を務める。現在はビジネス・ブレークスルー大学学長を務めるとともに、世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍のかたわら、グローバルな視点と大胆な発想で、活発な提言を行っている。

「2018年 『勝ち組企業の「ビジネスモデル」大全 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大前研一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×