- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163693408
作品紹介・あらすじ
遺伝子が解く、動物の神秘。抱きしめるだけで交尾する。自分のペニスを自分に挿入。人間の未来形の動物がいる!?寝ても、寝てもまだ眠い。1日20時間も眠る。ウンコを食べないと死んでしまう!…イヌは見た目が9割!少子化でおっぱいが1個に?ニホンザルは日本人よりエラい!?などなど、人間、動物、昆虫、植物…生き物たちの驚くべき生態と超能力に関する謎を、動物行動学をベースに鋭くかつユーモラスに解明。
感想・レビュー・書評
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生物学に関するざっくばらんな話。まあまあ面白い。
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読書録「千鶴子には見えていた!」4
著者 竹内久美子
出版 文藝春秋
p34より引用
“とすれば!ナメクジとはその制約を振り払い、もっと広い地域に
進出する道を選んだ動物。そのために思い切って殻を捨ててしま
ったというわけなのです。”
動物行動学者である著者による、読者からの質問に答える一冊。
動物界のセックス事情からヒヨドリがやたらに集まる理由につ
いてまで、ジョークの効いたイラストを添えて答えられています。
上記の引用は、カタツムリとナメクジの関係についての質問に
答えた中での一文。何かを得るために何かを捨てなければならな
いことはよくあることでしょうが、それにしても思い切ったもの
です。しかし、カタツムリはカルシウム分を摂取出来る場所にし
か住めないそうですが、コンクリートのお陰で今なら昔よりもず
っと住める場所が多くなったのではないでしょうか。
痛快な竹内氏の解説とウィットに富んだ寄藤氏のイラストが、
相性抜群の一冊です。
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「染色体の本数が違う動物で雑種はできるか」、「おしっこという言葉の語源は」など、生物に関連したトリビアがたくさん。「へえ~」と思わせられる話が好きな方にはぜひともお勧め。
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このシリーズ、本文もだけど、絵も好きなんですよね。JTの大人たばこ養成講座をもっとアダルトにしたような。あまり好き好きと公言しないほうがいいんだろうな。
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2007年7月の新刊