おれ、バルサに入る!

著者 :
  • 文藝春秋
3.75
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本棚登録 : 256
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163752600

感想・レビュー・書評

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  • 著者、著者の奥様が子どもに向ける情熱の強さが男の子を子どもを持つ母親としてはとても参考になりました。

    子どもをバルサに行かせる、というのは極端に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、対象、度合いはどうあれ、子どもの好きな事を一所懸命サポートする姿勢には共感する方も多いのでは。

    またスポーツを取り組む事(その下地として外遊びをする事)によって得られる逞しさや、人との上手な関わり方、環境適応能力など、うまく取り入れられた事例はとても参考になります。

    個人的に、自分の子どもには運動神経を良くして、自信をつけさせたいと思っているので、その点では著者とは近い価値観を持っているのかもしれません。それで共感するポイントが多かったんだと思います。

    サッカー技術の教え方等も記載がありましたが、サッカーに無知な私は飛ばしましたが、父親は参考になるかもしれません。

  • 見事に子供の才能を開花させた例として、非常に参考になりました。

    子供の夢を実現させることが親の大事な仕事だとは思いますが、
    生まれて3~4年の子供がサッカー選手になりたい、さらにはバルサの選手になりたいと思うには、どうしたって父親のリードがあるわけで、手放しで素晴らしい子育てだとは思えないところはあります。

    それでも、夢の実現の為家族一丸となって、取り組む姿勢は本当に尊敬にあたいしました。

    本書の最後には、実際にやった練習メニュー等も記載してあり、今から子供にサッカーを教えていきたいと思っているお父さんにはぴったりのホンダと思いました。

  • 平凡なサラリーマンの父ってあるけど、全然平凡じゃないよ!非凡だよ!笑
    すべては息子のためにと一生懸命考えた結果なのだろうけど、
    素晴らしい英才教育ですわwとにかく家族全員の努力の賜物ですね。

    サッカー選手ってだけじゃなく、
    普通に子供の教育という観点でもとても面白いと思うよ。
    子供に色々経験させ、考えさせる、自分の気持ちを知り表現するという当たり前のようで難しいこと、とてもよく考えていらっしゃる。
    私ここの子になりたかったって思うくらいw
    自分に子供ができたらこの本をまた読みたいって思った。

  • 9/5読了、二日で読み終わりました。
    著者である久保さんの、考える姿勢を終始感じました。

  • 中盤からは実践編中心で流し読み。子供にサッカーを教えたい親にはいいかも

  • これを読んで勘違いする親が出てこないことだけを祈る。

  • 読んだ。
    ぼくも、バルサに入る、っていわないかなー。

    普通のサラリーマンの子供が、って触れ込みですが、著者は
    筑波大学体育学群卒業で、サッカー部という経歴。
    1軍ではなかったとのことですが、著者の年齢からすると井原のチームメイトか。

    ポテンシャルは自家とは違うようで。。。

  • 2012.7.28 読了
    久保健英くんの今後の活躍に期待。
    指導者にも読んでもらいたい一冊です。

  • 面白く読みました。現実に同じような世代を子育てしている親として、参考になりました。そして建英くんは素直なのだなあ、と感心しました。本の内容を真に受けると痛い目に遭うような気もしますが、親として著者に共感できました。興味深く読んだのですが、その点を考慮して、星は1つです。

  • バルサのカンテラに10歳にして入団した日本人選手の育成記録。サッカーの技術(練習方法)半分、教育方針半分の構成だが、教育方針に焦点を当てれば、サッカーをさせるさせないは別にして、「考える子」「コミュニケーションが取れる子」に育て上げるメソッドが散りばめられており、非常に参考になる。これから先の社会で必須な力。親として、そのサポートは最大限やりたいと思わせる一冊。

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